株式会社ドワンゴによるライブ配信サービス『ニコニコ生放送(Re:仮)』(にこにこなまほうそう りかり)が、6月19日(水)にリリースされた。
6月8日(土)未明頃からのランサムウェアを含むサイバー攻撃によって、『ニコニコ動画』や『ニコニコ生放送』などを含む「ニコニコファミリーサービス」が停止中のドワンゴ。14日(金)の発表では現況と今後の見通しを説明した動画がYouTube上に公開され、過去の投稿動画から人気動画が自動的に表示されるサービス『ニコニコ動画(Re:仮)』をリリースした。
『ニコニコ生放送(Re:仮)』は、サービス停止している間もユーザーがリアルタイムで交流を楽しめるように開発チーム有志によって3日間で構築されたもの。初期リリースは番組の視聴やコメント投稿といった必要最低限の機能を備え、YouTubeで配信中の『サイバー攻撃からのニコニコ復旧を見守る場所』を単一チャンネルとして常設したバージョンとなっている。
なお、ニコニコインフォのサイト上では、24日(月)以降は過去に放送した公式番組を中心に配信予定で、チャンネル数を順次増やしていく予定がアナウンスされている。また、25日(火)20時からは公式の旗艦番組『月刊ニコニコインフォ』の配信が行われることが、ニコニコ公式のX(旧Twitter)アカウントで告知されている。
『ニコニコ生放送(Re:仮)』は、日本国内からアカウントなしで無料視聴が可能。