11月23日(木・祝)より公開される映画『ゴーストワールド』(原題:GHOST WORLD)の場面写真が解禁された。
2001年に公開、リマスターを行い22年ぶりに全国ロードショーとなる同作。前回の日本公開時には「ダメに生きる」というキャッチコピーが反響を呼び、ティーンエイジャーが倦怠感をもって自分の居場所を見つけていく作品として今なお話題にのぼる。原作はダニエル・クロウズの同名グラフィックノベルであり、テリー・ツワイゴフ監督の初長編フィクション映画。
1990年代のアメリカ都市郊外を舞台とし、高校を卒業して進路の決まらない幼馴染で親友のイーニドとレベッカが主人公。レコードマニアの中年男性・シーモアに出会ったことをきっかけに、シーモアと交流を深めて奇妙な友情関係を築いていくイーニドと、地元のコーヒーショップに就職し、社会と折り合いをつけて自立しようとするレベッカの間で次第に距離が生まれていく数ヵ月を描いた青春ブラックコメディとなっている。
イーニドは『アメリカン・ビューティー』に出演したソーラ・バーチ、レベッカは『アベンジャーズ』や『アステロイド・シティ』にも出演したスカーレット・ヨハンソン、シーモアはスティーブ・ブシェミが演じる。
今回解禁された場面写真は、撮影当時17歳のソーラ・バーチと15歳のスカーレット・ヨハンソンが高校卒業を祝いあう姿、尾田栄一郎が『ONE PIECE』のキャラクター、サンジのモデルにしたと公言するスティーブ・ブシェミ、2008年に急逝したブラッド・レンフロが背景に映る場面など9点。
また、『EVOL』などを手がけた漫画家のカネコアツシによるスペシャルポスターも発表となっている。キャットウーマンのマスクを被ったイーニドとカフェで働くエプロン姿のレベッカが並んで立つものとなっており、カネコからは「原作コミックは大名作ですが、そのエッセンスを余さずディープかつカラフルに翻案した本作もまた『映画』として大傑作! 最高に幸せな映画化のかたちだと思います」とのコメントが寄せられている。
『ゴーストワールド』
出演:ソーラ・バーチ スカーレット・ヨハンソン スティーヴ・ブシェミ ブラッド・レンフロ ほか
監督:テリー・ツワイゴフ 原作:ダニエル・クロウズ 脚本:ダニエル・クロウズ、テリー・ツワイゴフ 製作:ジョン・マルコヴィッチ 撮影:アフォンソ・ビアト
編集:キャロル・クラヴェッツ=エイカニアン、マイケル・R・ミラー
プロダクション・デザイン:エドワード・T・マカヴォイ 衣装デザイン:メアリー・ゾフレス 音楽:デヴィッド・キティ
【2001年|アメリカ|英語|カラー|ビスタ|111分|原題:GHOST WORLD|字幕翻訳:石田泰子】 配給・宣伝:サンリスフィルム
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