香港映画『燈火(ネオン)は消えず』(英題:A Light Never Goes Out)が、第96回アカデミー賞国際長編映画賞香港代表作品に選ばれたことが発表され、2024年1月12日(金)に日本公開されることが決定した。
2022年の東京国際映画祭「アジアの未来」部門で『消えゆく燈火』のタイトルで上映された同作は、建築法などの改正によってネオンサインが減っている香港が舞台。腕ききのネオンサイン職⼈だった夫・ビルの死後、夫がやり残した最後のネオンを完成させようとする妻・メイヒョンと、夫の工房で出会った⾒知らぬ⻘年、⾹港を離れ移住しようとする娘との対立、メイヒョンが存在を知ることとなった伝説の吹きガラス製のネオンにまつわる作品となっている。
監督と脚本は同作が映画デビュー作品となるアナスタシア・ツァン。ビルをサイモン・ヤム、メイヒョンをシルヴィア・チャン、青年をヘニック・チャウ、娘をセシリア・チョイが演じる。なおシルヴィア・チャンは同作で、台湾最⼤の映画賞である⾦⾺奨で36年ぶり3度⽬の主演⼥優賞を受賞した。
燈火(ネオン)は消えず
1月12日(金)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国順次公開
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英語題:A Light Never Goes Out|中国語題:燈火闌珊|2022|香港映画|103分|
プロデユーサー:サヴィル・チャン|監督・脚本:アナスタシア・ツァン|出演:シルヴィア・チャン、サイモン・ヤム、セシリア・チョイ、ヘニック・チャウ 配給:ムヴィオラ