群馬・前橋の公立美術館「アーツ前橋」の開館10周年を記念した展覧会『ニューホライズン 歴史から未来へ』の全作家プログラムが発表された。
同展は10月14日(土)から2024年2月12日(月・祝)まで、アーツ前橋をメイン会場とする前橋中心市街地の各所で開催。前橋市民とアーティストによる文化芸術活動の拠点として、多くの展覧会と地域アートプロジェクトを実施してきたアーツ前橋が、これまでの文化芸術活動を土台に、街とミュージアムの「次の10年」に向けた新たな協働をひらくプログラムとなる。
メイン会場のアーツ前橋では、レフィーク・アナドール、蔡國強、松山智一ら17組のアーティストの作品を展示。また、前橋市内の施設に蜷川実花やビジュアルデザインスタジオのWOWによる展示作品の追加および公開、空きビルやテナントを活用したデジタルアートや演劇公演の開催、群馬県庁昭和庁舎を使った大規模プロジェクションマッピングなど、多彩なアート活動が展開される。ディレクションは前橋市文化芸術戦略顧問でアーツ前橋特別館長の南條史生が手がける。



全作家プログラムの発表とあわせて、上西祐理による展覧会ロゴも公開となった。同展のテーマ「ニューホライズン」が、前橋のさまざまな空間や状況にリンクしながら3D的に「新しい展望・視野・領域」へと広がっていく可変性を表現している。
アーツ前橋では同展の開催にあたり、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」でクラウドファンディングを実施。9月30日(土)までが募集期間となり、出展アーティストとの交流パーティー参加権などの返礼品が用意されている。
アーツ前橋 開館 10 周年記念展 ニューホライズン 歴史から未来へ
会期:2023 年 10 月 14 日(土)→ 2024 年 2 月 12 日(月・祝)
会場:アーツ前橋、白井屋ホテル、まえばしガレリア、HOWZE ビル、スズラン前橋店 他
主催:New Horizon 展実行委員会、前橋市
助成:ぐんま芸術文化創造事業、一般社団法人ぐんま食と歴史文化財団
芸術監督:南條史生(実行委員長・アーツ前橋特別館長・前橋市文化芸術戦略顧問)
アーティスト:アンドリュー・ビンクリー、石多未知行/デサイドキット/ザ・フォックス、ザ・フォ ルクス/ランペイジズ・プロダクション、井田幸昌、岡田菜美、オラファー・エリアソン、川内理香 子、木原共、五木田智央、蔡國強、ザドック・ベン=デイヴィッド 、ジェームズ・タレル、スプツニ 子!、関口光太郎、武田鉄平、蜷川実花、袴田京太朗、ハシグチリンタロウ 、ビル・ヴィオラ、マッ ド・ドッグ・ジョーンズ、マームとジプシー、松山智一、村田峰紀、山口歴、横山奈美、 403architecture [dajiba]、レフィーク・アナドール、WOW
(30組=海外作家8ヵ国11 人 / 国内作家19人)