『森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス』が、2024年1月を予定に東京・港区の麻布台ヒルズに移転オープンする。
アートコレクティブのチームラボと森ビルが共同で手掛ける『森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス』は、境界のないアート群を展示する施設。2022年8月に東京・お台場の施設が閉館となり、麻布台ヒルズに移転することが発表されていた。
移転オープンに伴い、新たな作品や日本未公開作品も多数加わる予定となっており、森ビルからのメッセージも発表されている。
麻布台ヒルズは、オフィス、住宅、商業施設、文化施設、教育機関や医療機関などの都市機能が集積した複合施設で、11月24日(金)に開業する。施設内には森美術館のキュレーションによる複数のパブリックアートが展示されているほか、実在店舗としては初めての出店となる「集英社マンガアートヘリテージ」、The Chain Museumが手がける「ギャラリーレストラン舞台裏」、美術館仕様の施設・設備を備えた「麻布台ヒルズギャラリー」などがオープンとなる。
【森ビルからのメッセージ】
森ビルは、「文化」を都市づくりにおける重要な要素と位置付けて、街ごとに個性的な文化施設を創出してきました。2018年に開館した「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソンチームラボボーダレス」(東京 お台場)もその一つであり、チームラボとともに国際都市・東京の磁力向上に貢献してきました。ウェルネスへの意識が高まってきた今、文化やアートは人々の心を豊かにするものとして、ますます重要視されています。「Green & Wellness」をコンセプトの柱とする「麻布台ヒルズ」では、「アートによって、自分と世界との関係と新たな認識を模索したい」と考えるチームラボの作品群が、訪れる人の感性を刺激し文化を育むことを願って、「チームラボボーダレス」を移転オープンすることとしました。多様な文化発信をする「麻布台ヒルズギャラリー」、街のあらゆる場所に設置されるパブリックアートとともに、芸術・文化が一体となったミュージアムのような街を目指します。