黒沢清が監督を務める映画『チャイム』の制作が決定した。
黒沢清は、2015年の作品『岸辺の旅』で第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞を受賞し、2019年の作品『スパイの妻』では第77回ベネチア国際映画祭銀獅子賞(監督賞)を受賞した。
ホラーでもSFでもない全く新しいジャンルの映画『チャイム』は、ある料理スクールに通う、一風変わった男性生徒・田代と、その講師松岡との物語作品となっている。
なお、同作品は、Web3時代のメディア配信プラットフォームRoadsteadで2024年の配信を予定している。
黒沢清監督コメント
これは見た人があ然となり、見終わった後に恐怖が強く残ることを狙った作品です。 通常の物語で必要とされていることは一切説明されません。また、ホラーとかサスペンスといったジャンルにも当てはまりません。狂った映画、世にも異様な映画、それが今回の作品の狙いなのです。