グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」。7月7日から、7月24日までの3週間は、「『フジロック』でつながる友達の輪」ということで、『フジロック』で出会った! 一緒に行くよ! そんなお友達でつないでいただきます。
7月14日は、番組からの推薦で、広告やファッション誌のほか、RADWIMPSやHome comingsのミュージックビデオにも出演する、モデルの七海さんが登場。2022年に『フジロック』に初参加したきっかけや、忘れられない思い出のほか、『フジロック』にも役立つ、山岳ガイドを取得した理由についても伺いました。
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「夏を感じに行こう」という友達との会話をきっかけに『フジロック』に初参加
Celeina(MC):普段は、モデルとしてカメラの前での仕事が中心でしょうか?
七海:はい、基本的にはそうですね。今日は初めてのラジオ出演で、少し緊張しています。
タカノ(MC):今日のファッションも素敵ですね。
七海:ありがとうございます。ファッションが本当に大好きなんです。
Celeina:ローファーと縁なしの眼鏡も印象的ですが、オレンジ色のシャツもとてもお似合いですね。普段から明るい色を選ぶことが多いのでしょうか?
七海:ビタミンカラーは、私らしさのひとつだと思っています。フェスに行くときは特に、赤や黄色、オレンジなどの明るい色をコーディネートに取り入れるようにしています。
Celeina:『フジロック』のスナップ特集でもよく取り上げられていますよね。初めて『フジロック』に参加されたのは、いつですか?
七海:2022年ですね。
Celeina:何かきっかけがあったのでしょうか?
七海:「夏を感じに行こう」と友達と話していたときに、『フジロック』の話題が出たんです。「『フジロック』はサバイバルだ」と聞いていたので少し不安もありましたが、マイメンと一緒なら楽しめるだろうと思って、思い切って参加しました。
タカノ:マイメン、とおっしゃっていましたが、昔からのご友人ですか?
七海:ここ5年ほどの付き合いで、ファッションを通じて知り合った仲間たちです。
Celeina:実際に参加してみて、いかがでしたか?
七海:とにかく楽しかったです。「これが夏だ」と心から感じました。
Celeina:参加者の熱気や天気、雰囲気、すべてが一体になっていたということでしょうか?
七海:そうですね。全部が混ざり合っていて、「フェスってこういうものなんだ」と実感できました。
タカノ:夏を感じたい人は、やはり『フジロック』に行くべきですね。何か特に心に残っている思い出はありますか?
七海:日中ずっと踊ったり歩いたりしたあと、雨に打たれながら聴いたムラ・マサのステージがとても印象的でした。彼の日本への愛が伝わるような演出で、すごく心に残っています。
Celeina:具体的にはどんな演出だったのでしょうか?
七海:竹の音を取り入れたサウンドなど、「日本が好きなんだな」と感じられる要素が多くて、「来てくれてありがとう」という気持ちになりました。
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『フジロック』の音楽が仲間との絆を深めた
タカノ:『フジロック』には、そうした伝説のようなシーンがいくつもありますよね。七海さんにとっての「フジロック伝説」をひとつ教えていただけますか?
七海:2022年のRED MARQUEEでの小袋成彬さんのステージですね。マイメンの服部恭平、小松紘大と3人で行ったのですが、音がとても心地よくて、感動していたら、隣からすすり泣くような音が聞こえてきました。最初は音楽の演出かと思ったのですが、服部くんが大号泣していて。失恋したばかりだったそうで、小袋さんの歌に色々な感情が重なってしまったようです。お客さん全体が熱唱している中で、私たち3人でハグし合って、絆が深まった瞬間でしたね。
タカノ:まさに青春の1ページのようですね。
Celeina:そうした体験ができるのも、『フジロック』ならではですね。やはり、誰と一緒に行くかは大切でしょうか?
七海:とても大切だと思います。晴れて暑かろうと、雨に打たれようと、誰と行くかで楽しさが大きく変わると思います。
Celeina:確かに、つらいことも笑いに変えられる仲間がいれば、見える景色や思い出も変わりますよね。
タカノ:人と人の距離を縮める、まさに『フジロック』の魅力といえるようなエピソードですね。
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父親の影響で取得した山岳ガイドの資格は、『フジロック』でも役立つ
タカノ:七海さんは、お父さまの影響で山岳ガイドの資格を取られたそうですね。
七海:はい。岐阜県高山市出身で、父が山岳ガイドの資格を持っていたこともあり、私も子供の頃から自然と山に親しんできたんです。昨年、自分も同じ資格を取りました。
タカノ:山岳ガイドとはどのような資格なのでしょうか?
七海:麓から登頂、そしてまた麓に戻って来るまでをサポートして、お客様を安全にナビゲートするための資格です。
タカノ:難しそうな資格ですね。
七海:実際に勉強は大変でした。筆記試験や実技もあって、お客様が滑落したときのロープ技術なども必要になります。
Celeina:『フジロック』も山の中にありますが、ガイド資格は役立ちますか?
七海:かなり役立ちます。地形の把握や、天候への備えなどにも生かせます。
タカノ:備えあれば憂いなしですもんね。テントを張ったりすることにも役立ちそうです。
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夏を感じたいなら『フジロック』へ
タカノ:さて、今年の『フジロック』で楽しみにしているアーティストはいらっしゃいますか?
七海:リトル・シムズさん、ASOUNDさん、そして山下達郎さんですね。
Celeina:素晴らしいラインナップですね。毎回恒例の「チャージソング」もお伺いしたいのですが、七海さんが『フジロック』でもらった元気の出る1曲は何でしょうか?
七海:る鹿さんの”空洞です(Chinese)”です。
Celeina:この曲を選ばれた理由は?
七海:2024年にる鹿ちゃんが初めて『フジロック』に出演したとき、彼女のステージを見るために早起きして出かけたのですが、渋滞などが重なってギリギリに会場に到着したんです。少しでも歌声を聴きたくて駐車場から走り、間に合って聴けたのがこの曲でした。
タカノ:とても感動的なエピソードですね。
七海:中国語は普段あまり馴染みがないのですが、る鹿ちゃんの声で聴くととても心地よくて、「間に合ってよかった」という気持ちも相まって涙が出てしまいました。
Celeina:『フジロック』では、こうした涙のシーンがよくありますね。最後に、七海さんにとっての『フジロック』の魅力をひとことで教えてください。
七海:「夏を感じたいなら、『フジロック』に行こう」です。行かないと夏が始まった気がしませんし、終わった気にもなれません。
タカノ:キャッチコピーのように素晴らしい言葉ですね。
Celeina:さて「Jackery FIST BUMP」、今回は『フジロック』で繋がる友達の輪ということで、『フジロック』で出会った! 一緒に行くよ! そんなお友達で繋いでいるのですが、どんな方を紹介してくれますか?
七海:写真家の服部恭平さんです。
Celeina:小袋さんのステージで涙した方ですね! ありがとうございます。「Jackery FIST BUMP」、今日は、モデルの七海さんをお迎えしました。ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann