INDEX
③アメリカから来た5〜6歳の少年の場合:デュエット度0(100?)%
引き続き『ボラード』で杭の周りを歩いていると、ハッと気づいた時には後ろに外国人の小さい男の子がついて来ていた。

少年と追いかけっこのように回るうちに、音も気分も盛り上がってきて、思わず笑い声が上がる。ついには自分から「カモ〜ン!」と声を掛けてベンチのほうへ移動し、彼を乗せてぐるぐるとベンチを回転させた。それじゃデュエットにはならないけれど、なんだかそうしてあげたくなったのだ。筆者の英語力が微妙なせいであまり言葉を交わすことはできなかったが、相手が笑うと自分も嬉しい、という感情を見ず知らずの他人に抱けたことは新鮮な驚きだった。ちなみに調子に乗って回し続けたせいで、翌日は筋肉痛である。
