INDEX
①観光者らしき海外の男性の場合:デュエット度2%
筆者がベンチで回転していると、最初に『ボラード』で音を奏でに入って来てくれたのは観光客と思しき海外の男性だった、多分。なぜ多分かというと、響く和音に「あっ、誰か来た!」と振り向いた時には、すでに相手は立ち去りつつあったからだ。自分の「待ち構えている感」が出過ぎてしまったからかもしれない、と反省……誰かの意図のなかに飛び込むのって不気味だし、そりゃそうである。次からは、よりさりげなさそうに見える『ボラード』のほうで音を鳴らし、ベンチに誰かが来るのを待ってみることにする。
