5月8日(金)に全国公開される映画『未来』の本予告映像とポスタービジュアルが公開された。
湊かなえがデビュー10周年に発表した同名小説を、『ラーゲリより愛を込めて』『護られなかった者たちへ』などの瀬々敬久監督が映画化する同作。主人公の教師・真唯子を黒島結菜、その教え子・章子を山﨑七海が演じる。さらに章子の父役を松坂桃李、母役を北川景子が務めるほか、坂東龍汰、細田佳央太、近藤華らの実力派俳優陣が出演することが明らかになっていた。
今回、物語の核心を担う「未来のわたし」の声を西野七瀬が務めることが発表された。2025年公開の『少年と犬』に続いて瀬々監督作品への参加となった西野は、「未来のわたし」から届く手紙として、絶望の淵に立つ章子の心を支える存在を声のみで演じている。西野からのコメントも公開された。
西野七瀬(大人の章子の声)
以前映画でご一緒させていただいた瀬々監督からお声がけいただき、参加できたことが嬉しかったです。
「”20 年前のわたし”に語りかける」という役柄は、監督と色々な表現を試しながら作り上げることができました。
どうしようもできない環境にいながらも、それぞれが勇気を出して現状を変えようと動く姿に心を打たれました。
そんな物語の中で、この手紙の存在が”ささやかな希望”になっていたら嬉しいなと思います。
章子が放つ「この世界は、狂ってます」という一言で始まる本予告映像は、父の死、世の中に対して心を閉ざした母との生活、そして母の新しい恋人からの理不尽な暴力にさらされる章子の姿が映し出される。「未来のわたし」から届いた手紙に記された「光ある未来が待っています」という言葉を支えに生きようとする章子だが、父が隠していたある事実、そしてさらなる悲劇に直面し、禁断の計画へと踏み出していく。映像のラストは、「この手紙が、あなたの人生のささやかなエールとなりますように」という「未来のわたし」の声、そして「守ってくれるって、言ったよね」という章子の言葉で締めくくられる。
併せて解禁されたポスタービジュアルでは、まっすぐに正面を見据える強い眼差しの真唯子と伏し目の章子、そして2人を囲む、それぞれの思いを抱えながら章子を守ろうとする5人の姿が切り取られている。
映画『未来』

黒島結菜
山﨑七海 坂東龍汰 細田佳央太 近藤華
松坂桃李 北川景子
原作:湊かなえ『未来』(双葉文庫) 監督:瀬々敬久 脚本:加藤良太
製作幹事:東京テアトル U-NEXT 配給:東京テアトル 企画・制作プロダクション:松竹撮影所 PG-12
Ⓒ2026 映画「未来」製作委員会 Ⓒ湊かなえ/双葉社
公式SNS(X、Instagram)@eiga_mirai
2026年5月8日(金)、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
【あらすじ】
複雑な家庭環境で育ちながらも、祖母の期待に応えて教師になるという夢を叶えた真唯子。
彼女の教え子・章子のもとにある日、一通の手紙が届く。差出人は――「20年後のわたし」。
半信半疑のまま返事を書くことで、父を亡くした悲しみや、心を閉ざした母との孤独な日々に耐えていた章子だが、母の新しい恋人からの暴力、
壮絶ないじめ、そして信じがたい事実が彼女を容赦なく追い詰めていく。深い絶望の中、章子は唯一心を通わせる友人・亜里沙と「親を殺す」と
いう禁断の計画を立てるのだった。
そんな章子を救おうと真唯子は、残酷な現実と社会の理不尽さに押しつぶされそうになりながら、それでも手を差し伸べようとするが――。
誰もが過酷な運命に吞み込まれようとする中で、「未来のわたし」からの手紙が導くのは、希望か。それとも、さらなる絶望か――。