舞台『ナイボー!』が、9月30日(水)から10月18日(日)にかけて、東京・八重洲の東京建物ぴあシアターにて上演される。
野球を通して成長していく少年たちの青春と、その家族の物語を描く同作。STARTO ENTERTAINMENT関西ジュニアの大西風雅と岡﨑彪太郎がW主演を務め、シニアリーグ「しのはらベアーズ」のチームメイト・ヨウスケを大西、ハルタを岡﨑が演じる。
卓越したピッチングセンスを持ちながら父の他界をきっかけに野球から遠ざかるヨウスケと、高校進学を機に「それなりの戦力でも勝てる野球」という赤木監督の戦法で新たな野球観に魅了されるハルタ。二人はそれぞれ「自分にとって野球とは何か」を見つめ直していくことになる。
また、ヨウスケの父・尊を山内圭哉、母・郁美を安達祐実が演じるほか、新進気鋭の監督・赤木役に水野美紀、尊の親友・三枝役に宇野祥平が務め、試練を迎える少年たちを見守る大人たちの苦悩と愛情を表現する。

同作の脚本を手掛けるのは、劇団iakuを主宰し、第59回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞した横山拓也。演出は、劇団俳優座に所属し、読売演劇大賞優秀演出家賞を第28、29、30、32回と連続で受賞している眞鍋卓嗣が務める。第30回読売演劇大賞の優秀作品賞を受賞した劇団俳優座『猫、獅子になる』など、評価の高い作品を数々生みだしてきた横山と真鍋のタッグで、同作では野球少年たちを巡る青春のドラマを描き出す。
さらに、横山と眞鍋からのコメントも到着している。
野球は「待つ」ところから始まるゲームである。みんなボールが来るのを待っている。ピッチャーにだけゲームをスタートさせる権利があるのだ。今、私はピッチャーの気分。この素晴らしいキャスト陣が繰り広げるゲームの筋書きを握っている。数多ある野球の物語に、新風を吹き込む気概で挑みます。
横山拓也 (脚本)
横山さんとは何度もご一緒していますが、野球のイメージが全くなかったもので、「え?野球?」と何回か聞き返した覚えがあります。良い意味でとても新鮮で、どこまでも人間を正直に捉える横山さんのドラマ作りがどのように彩られていくのかとても楽しみです。行間に込められたドラマを見つけ、効果的に表出するのが私の役割。魅力に溢れた出演者の皆さんやスタッフと一緒に繊細で大胆で、名前のついていない感情を感じられるような作品にできたらと思っています。
眞鍋卓嗣 (演出)
舞台『ナイボー!』

【脚本】 横山拓也
【演出】 眞鍋卓嗣
【出演】
大西風雅 岡﨑彪太郎
安達祐実 水野美紀 宇野祥平 山内圭哉 ほか
◆東京公演
【公演日程】 2026年9月30日(水)〜10月18日(日)
【会場】 東京建物 ぴあ シアター
【製作】 TBS
【主催】 TBS/ぴあ
〈あらすじ〉
中学時代、シニアリーグ「しのはらベアーズ」のチームメイトだったヨウスケ(大西風雅)とハルタ(岡﨑彪太郎)。ヨウスケは同世代屈指のピッチャー、ハルタはチームのキャプテンでキャッチャーをつとめていた。中学最後の大会を前に、ヨウスケの父で「しのはらベアーズ」の監督を務めていた尊(山内圭哉)が他界。ヨウスケは父の突然の死にショックを受けて心を閉ざしてしまう。母の郁美(安達祐実)すら息子とうまく関わることができない。尊の学生時代からの親友、三枝(宇野祥平)は、かねてからヨウスケの卓越したピッチングセンスに目をつけていた。三枝は強豪私立高校の伊澄学園の野球部監督で、ヨウスケを同校の特待生として迎える。一方のハルタは、新進気鋭の女性監督、赤木(水野美紀)が率いる志野原高校野球部に入部。赤木監督は「それなりの戦力でも勝てる野球」を徹底する戦法で、ハルタはその斬新な野球観に魅了される。ヨウスケの豪速球を受けていたハルタはそのキャッチングのセンスを認められ、1年生にしてレギュラーを勝ち取る。その喜びを逸早くヨウスケに伝えにいったが、反応が薄い。ヨウスケは故障を理由に野球部から距離を置いていた。「自分にとって野球とは何だったのか」。晴れない気持ちを父の墓石にぶつけるヨウスケ。三枝監督の助けや、母・郁美の心配、盟友であるハルタの励ましも袖にして、殻にこもっていく。ヨウスケが本当に望んでいることは一体何か? もう一度野球を、青春を取り戻すことはできるのか?

