映画『時には懺悔を』が8月28日(金)より全国公開されることが決定し、特報映像とメインビジュアルが解禁された。
打海文三の同名ミステリー小説を原作に、『下妻物語』『告白』などを手掛けてきた中島哲也が監督 を務めて映像化した同作。過去に大きな傷を負った大人たちが、今を必死に生きる「たったひとつの小さな命」と出会い、人生の活路を見出す物語が緻密な演出で描かれる。2025年以来、中島監督の過去作品に関する事象が明らかになったことで公開が延期されていたが、和解の成立が同作の公式サイトで報告されている。
家族との不和を抱えながら生きる探偵・佐竹を演じるのは、中島監督と初タッグとなる西島秀俊。同じく中島監督作品に初参加で、西島とも初共演となる満島ひかりが助手・聡子を演じるほか、黒木華、宮藤官九郎、柴咲コウ、塚本晋也、片岡鶴太郎、佐藤二朗、役所広司らが出演する。
解禁された特報映像は、心電図モニターのビープ音が鳴る中で幕を開け、憔悴しきった主人公・佐竹に向かって「お前、神様っていると思うか?」と問いかける投げやりな声、疲れ果てて敵意をむき出しにした大人たちの「ぶっ殺されてえか」「なんでそんなに悪い子なの!」という怒声が重なる。「分かってんのか!お前は今自分が何をしているのか!」と聡子に詰め寄る佐竹に対し、「あの子、生きてちゃいけないわけ?」と聡子が感情を露わにするシーンや、黒木華演じる民恵が「産んだ責任取れって?」と言い放つシーンも。後半には柔らかい光に満ちた川岸の道を、大きめのベビーカーを押して歩く男の姿に、「生きていく。たとえ神様なんていなくても――」というコピーが重なる。
あわせて公開されたメインビジュアルは、登場人物が苦悩や後悔、諦めを思わせる表情をにじませるなか、中心で喜びの表情を浮かべる子どもの、周囲と対照的な明るさが印象的な1枚となっている。
映画『時には懺悔を』

8月28日(金)全国公開
監督:中島哲也 『下妻物語』『嫌われ松子の一生』『パコと魔法の絵本』『告白』『渇き。』『来る』
出演:西島秀俊 満島ひかり
黒木 華 宮藤官九郎
毎熊克哉 鈴木 仁 烏森まど 山﨑七海
唯野未歩子 野呂佳代 長井短 しんすけ 山下舜太 諸角優空
柴咲コウ
塚本晋也 片岡鶴太郎/佐藤二朗
役所広司
※塚本晋也の塚は旧字体が正式表記
原作:打海文三『時には懺悔を』(角川文庫/KADOKAWA)
脚本:中島哲也 門間宣裕 制作:TIME さざなみ
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
©︎2026 映画「時には懺悔を」製作委員会
【STORY】
探偵の佐竹と助手で修行中の聡子は、ある殺人事件の真相を探るうち、9年前の誘拐事件で連れ去られた「新」という子どもにたどり着く。重い障がいがありながらも数奇な運命を生きのびてきた新。今を必死に生きる一つの小さな命によって、傷ついた大人たちの魂は生きる力を取り戻してゆく--。