映画『シラート』(原題:Sirāt)が6月5日(金)より全国公開されることが決定し、特報とティザービジュアルが公開された。
同作は、カンヌ国際映画祭コンペティション部門にて審査員賞、サウンドトラック賞、AFCAE賞スペシャルメンション、パルムドック賞の4冠を獲得した話題作で、2月23日時点で世界各国の映画賞で39受賞、124ノミネートを記録している。
物語は、砂漠で開催されるレイブパーティに参加したまま失踪した娘を探す父ルイスと息子エステバンの旅を描くもの。モロッコの山岳地帯から砂漠の奥深くへと向かった二人が辿り着くのは、現実と幻覚が交錯するカオティックな野外レイブ空間。爆音のダンスミュージックと極限状況の中で、予測不能な運命へと突き進んでいく。
監督・脚本を手がけたのは『ファイアー・ウィル・カム』で高い評価を得たスペインのオリベル・ラシェ。スペイン映画界からペドロ・アルモドバルがプロデューサーとして参加している点でも注目を集めている。
2025年10月の東京国際映画祭では特別上映が行われ、チケットは即完売。公開されたティザービジュアルには、広大な砂漠に佇む男の姿とともに「知る前に、進め」という謎めいたコピーが掲げられ、作品世界への期待を掻き立てる内容となっている。なお、タイトルの「シラート」はアラビア語で「道」を意味し、宗教的には審判の日に天国と地獄の上に架けられる「細い橋」を象徴する言葉。
特報映像では、砂漠に設置された巨大スピーカーという異様な光景から一転、爆音とともに暴走するキャンピングカー、レーザーライトに照らされた群衆、熱狂するダンサーたちが次々と映し出され、「警告―この先、口外禁止」の文字が観る者を未知の体験へと誘う内容となっている。





監督:オリベル・ラシェ『ファイアー・ウィル・カム』
製作総指揮:エステル・ガルシア 製作:ペドロ・アルモドバル 脚本:オリベル・ラシェ、サンティアゴ・フィジョル
撮影監督:マウロ・エルセ 編集:クリストバル・フェルナンデス 美術:ライア・アテカ
⾳楽:カンディング・レイ(デヴィッド・ルテリエ)
出演:セルジ・ロペス『パンズ・ラビリンス』、ブルーノ・ヌニェス・アルホナ、ブルーノ・ヌニェス・アホナほか
2025 年/スペイン・フランス合作/スペイン語・フランス語・英語・アラビア語/115 分/ビスタ/カラー/5.1ch/PG-12/⽇本語字幕: 杉⽥洋⼦ / 原題:Sirāt
/後援:セルバンテス⽂化センター / 配給:トランスフォーマー
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■ストーリー
砂漠で⾏われるレイブパーティに参加したまま失踪した娘を探すため、⽗ルイスと息⼦エステバンは、モロッコの⼭岳地帯から砂漠の奥深くへと⾞を⾛らせる。⾏き着いたのは、現実と幻覚が混濁するような野外レイブのカオス。⽿をつんざく重低⾳、⾚い照明の海、沈黙を貫く⽗親の背中。だがそこにはすでに娘の姿はなく、⽗と息⼦は、レイブの参加者グループを追って、娘が向かったと思われる次のレイブ会場を⽬指すことになるが……。