キルハトッテの舞台『ガラパゴス』が3月10日(火)から15日(日)まで、東京・中野の水性で上演される。
劇作家 / 演出家の山本真生と俳優の吉沢菜央によって構成される、キルハトッテ。「あるかもしれない”きっと”を切って貼ってコラージュする」をキャッチコピーに、今を生きる人々の感覚を、フッと笑ってしまうような身近なモチーフや奇妙な設定に繋げて作品を制作している。
同公演のテーマは、「私たちのSRHR」。罪の意識や「産む身体」からの逃避のためにイグアナへと変身するサチコを主人公に、日本における人工妊娠中絶を取り巻く事象を扱い、セクシャル・リプロダクティブ・ヘルス&ライツ(性と生殖に関する健康と権利)について描く。
作 / 演出を務めるのは、山本。出演者には吉沢のほか、奥山樹生、中嶋千歩、冨岡英香(マチルダアパルトマン / もちもち)、尾鷲翔子、村田天翔が名を連ねている。
おもってることと、おもわされてることが、くっついて離れないことがどうしても苦しくて、作品をつくることにしました。
山本真生
脚本を書いている今も、身につけた知識と自分の感覚の表裏一体さに、くらくらとしています。
今回は人工妊娠中絶手術を受けた主人公が中絶に対する社会的/内的スティグマに向き合う姿を描きます。
日本で生活する、産むことを期待される(とおもわされているのかもしれないし、おもっているのかもしれない)等身大の感覚を手放さず、リサーチを重ねて挑みます。
どうぞ、よろしくお願い致します。
実は今まで学んできたことに苦しめられているかもしれない。そしてまだ知らないところに、痛みを和らげたり、こわばりをゆるめたり、我慢を終わらせてくれる考え方が存在するらしい。
吉沢菜央
参考文献を読みながら、安心で安全で安価なケアがほしいのは私なんだ、もしもの時、私の心身を思いやりたいのは私なんだと気づきました。
これからも人生をサバイブする誰でもないあなたのために、新しい選択肢に出会ってみてほしいです。それが合っても合わなくても、選べることがすごく大切だと思うので。

キルハトッテvol.6『ガラパゴス』

あらすじ:
中絶手術から目覚めると、サチコの下半身はイグアナになっていた。
その日から、サチコは手術を行った産婦人科の病室に匿われ、特別な治療を受けながら生活することになる。
公演日時:
3月10日(火) 19:00★プレビュー公演
3月11日(水) 19:00
3月12日(木) 19:00
3月13日(金) 14:00/19:00
3月14日(土) 14:00/19:00
3月15日(日) 12:00/17:00
※開場は開演の30分前。
※上演時間は100分程度を予定。
【プレビュー公演】
本公演に先立ち、作品の最終調整の場として少人数のお客様をお迎えしたプレビュー公演を行います。終演後には、約20分間、主宰の山本と観客の皆さまを交えたアフタートークセッションを予定しています。また、今後の創作の参考とさせていただく感想アンケートへのご協力をお願いいたします。
※本公演とは内容が異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
会場:水性
〒165-0026
東京都中野区新井1-14-14
中野駅より徒歩10分
チケット:1月22日(木)21:00予約開始(当日精算)
https://ticket.corich.jp/apply/426258/ (CoRich!)
一般:3,500円
U-30:3,000円
プレビュー:2,000円
※全席自由席。
※前売り・当日は同料金。
※割引チケットをご利用の方は、年齢を証明できるものをお持ちください。
作・演出:山本真生【キルハトッテ/にもじ】
出演:吉沢菜央【キルハトッテ】、奥山樹生、中嶋千歩、冨岡英香【マチルダアパルトマン/もちもち】、尾鷲翔子、村田天翔
スタッフ:舞台監督:松林京子、音楽:津隈もるく【TOKABI】、音響:近藤海人【かまどキッチン】、照明:中村仁【黒猿】、舞台美術:伊東あおい、衣装:岡花暖、宣伝美術:酒井まりあ【タイダン】、制作:大平沙加、ドラマトゥルク:小野晃太朗【シニフィエ】、演出助手:新井智琉【らなうぇい】、企画協力:瀧口さくら【宝宝/ avenir’e】
注意事項:
・未就学児はご入場いただけません。
・本作は、人工妊娠中絶手術に関する具体的な描写など、フラッシュバックを引き起こす可能性のある表現が含まれます。ご観劇の判断の参考となるようなトリガーアラートを随時、SNS、HPにてご案内いたします。
・ご観劇に際して不安な点等がございましたら、団体メールアドレスまでご連絡ください。
主催:キルハトッテ
助成:アーツカウンシル東京【東京ライブ・ステージ応援助成】
お問い合わせ:kiruhatotte@gmail.com(制作)