日本テレビ系で放送中の水曜ドラマ『冬のなんかさ、春のなんかね』が全撮影を終え、主演を務める杉咲花のクランクアップコメントが公開された。
同作は、今泉力哉が監督と脚本を手がけ、恋愛において「きちんと人を好きになること」を避けてしまう主人公・土田文菜の葛藤を描いたラブストーリー。最後の撮影を終えた杉咲は、「人生であと何回こんな現場に出会えるかわからない」と涙と笑顔を交えて語り、「この作品のスタンスは、人がどんなにダメダメな時でも排除せずに、文句言いながらも面白がって、愛のある眼差しを向けるこの現場の皆さんの心意気そのものだった」と作品と現場を振り返った。監督の今泉も、杉咲の演技だけでなく、現場でのあり方やそこに至る準備、スタッフへの気遣いを高く評価している。

第10話となる最終回では、文菜が自身の素直な気持ちを伝えようとする一方、別れを切り出そうとするゆきおとの結末が描かれる。現在、TVerでは第1話から第3話および最新話の見逃し配信が実施されている。
こんな幸せなシーンでクランクアップできて感無量です。生まれてきた誰もが、祝福されるような本当に素敵なラストシーンで、すごい幸せです。文菜という、すごく身勝手な葛藤と「変わりたい」という気持ちを持った人の姿を約10時間かけて描いたこのドラマは、ちょっとどうかしているとも思いますし、でも本当に胸を打たれてばかりで。この作品のスタンスは、人がどんなにダメダメな時でも排除せずに、文句言いながらも面白がって、 愛のある眼差しを向けるこの現場の皆さんの心意気そのものだったと思います。未熟者で人としてもつたない自分のことも受け入れてもらって、救われてばかりでした。皆さんがどんな気持ちで毎日を過ごしていたかはわからないですけど、でも自分の⽬に映る皆さん は本当にいつも優しくて時に厳かでちゃんとわずらわしくて。本当に心の通った最高のチームで、心の底から大好きでした。人生であと何回こんな現場に出会えるかわからないですけれど、コツコツ続けていたらまたいつか皆さんと再会できることを信じて頑張っていきたいと思います。本当にありがとうございました。
杉咲花
水曜ドラマ『冬のなんかさ、春のなんかね』
出演 杉咲花
成田凌 ・ 岡山天音 水沢林太郎 野内まる 志田彩良
倉悠貴 栁俊太郎 細田佳央太
内堀太郎 林裕太 河井⻘葉 芹澤興人 ほか
脚本 今泉力哉
音楽 ゲイリー芦屋
主題歌 Homecomings 「knit」 (IRORI Records / PONY CANYON)
監督 今泉力哉 山下敦弘 山田卓司
プロデューサー 大倉寛子 藤森真実 角田道明 山内遊
チーフプロデューサー 道坂忠久
制作協力 AX-ON Lat-Lon
製作著作 日本テレビ