中島晴矢によるエッセイ『断酒酒場』が本の雑誌社より刊行される。
中島晴矢は、近代文学 / サブカルチャー / 都市論などを補助線に、現代美術 / 文筆 / ラップといった領域横断的な活動を展開するアーティスト。2019年より、美学校「現代アートの勝手口」にて講師を務める。主な個展に「ゆーとぴあ」(2025)、「東京を鼻から吸って踊れ」(2020)、「バーリ・トゥード in ニュータウン」(2019)、著書に『オイル・オン・タウンスケープ』(2022、論創社より刊行)などがある。
同書は、アルコール依存症と診断された中島が、断酒状態で東京近郊の酒場を探訪する異色の「ノンアルコール酒場紀行」。「M.E.A.R.L.」にて2020年よりウェブ連載されていた「中島晴矢の断酒酒場」に加筆修正し、書き下ろしの「アル中コラム」計2万字を加えた1冊となっている。
中島が訪れるのは、錦糸町、十条、上野、松戸、金町、三軒茶屋、立石、門前仲町、そして落語「芝浜」の舞台でもある芝などの各店舗。酒場という空間への愛ゆえに、依存対象から距離を取る依存症治療の定説に逆らって「前線」に出向いてきた中島の覚悟、そしてノンアルコールでの酒場の楽しみ方が綴られている。
中島晴矢『断酒酒場』

発行:本の雑誌社
◆四六判/並製/240ページ(カラー写真多数)
◆定価:2000円(+税)
◆2026年2月18日頃発売