1月30日(金)より日本公開される、フランス発のSFアニメーション映画『マーズ・エクスプレス』(原題:MARS EXPRESS)の鑑賞コメントと新たな場面写真が公開された。
同作は、太陽系の惑星の中で地球に最も環境が似ていると言われる火星を舞台に、人間とロボットが共存する未来をオリジナルストーリーで描くSFアニメーション。同作が初の長編作品となるジェレミー・ぺラン(Jeremie Perin)が監督を務めた。タイトルは、20年以上にわたり宇宙で活動を続けている実在の火星探査機の名前から取られている。
第76回カンヌ国際映画祭公式招待をはじめ、アヌシー国際アニメーション映画祭2023長編コンペティション部門選出、アニメ界のアカデミー賞と呼ばれる第52回アニー賞では長編インディペンデント作品賞にノミネートされるなど、アニメーション業界きっての注目作となった同作。日本語吹き替え版では、主人公の私立探偵アリーヌ役を佐古真弓、相棒カルロス役を安元洋貴、大企業の社長ロイジャッカー役を内田夕夜、天才ハッカーのロベルタ役を三瓶由布子が担当している。
1988年の『AKIRA』、1995年の『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』、2006年の『パプリカ』など、世界に衝撃を与え、「ジャパニメーション」という造語をもって迎えられた日本のSFアニメーション映画への敬愛を公言しているぺラン監督。今回、磯光雄、大友克洋、小島秀夫という、当時から日本のアニメ / ゲーム界を牽引してきた3名による同作の鑑賞コメントが公開された。これを受けて、ぺラン監督からは「Oh-my-god!!! 私が愛してやまない作品を手がけた方々から言葉をいただけるなんて、とても嬉しいです。これは私にとって非常に感動的なことです。本当にありがとうございます。心から感謝します」と感激のメッセージが届いている。
磯光雄 (『電脳コイル』『地球外少年少女』原作・脚本・監督)
作画とデザインワークに全く隙がない、なんか凄いものを見せてもらった。
日本のアニメでは最近あまり見かけなくなったハードSFの遺伝子が
フランスに受け継がれ開花していた。大友克洋 (漫画家)
私はBD(バンド・デシネ)のようなアニメーションを目指して『AKIRA』や『MEMORIES』を作ってきましたので、フランス本家からBDの感覚を持ったアニメーションが作られたことはとても嬉しいことでした。
作品を拝見すると、日本のアニメーションからインスピレーションを受けたと思われる演出がありつつも、
ジェレミー・ぺラン監督独自の作品になっていることについても大変感動しました。こんな作品を待っていました。小島秀夫 (ゲームクリエイター)
嗚呼、これだ!
このルック、デザイン、世界観、物語、テーマ、作家性。
押井守、川尻善昭、今 敏…80年代OVA全盛期から90年代にかけて劇場公開された、
僕の愛した硬派SFアニメを彷彿とさせる!
先駆者たちの神業が、国内で“マイノリティー”だった“オタク”を啓蒙し、
世界中に“OTAKU”文化の種子をバラ撒いた。
あの特別な時期にしか醸成しなかった“実写”でも“カートゥーン”でもない、ボクらの“ジャパニメーション”!
本作は、まさにそれだ。
もはや、サブスクからも、今の日本からも生まれ得ない希少アニメといえる。
このフランス発のアニメ、全力で応援、保護すべきだ。
あわせて新たな場面写真に加え、背景美術にフォーカスした特別カットが公開された。最先端の未来を描きながらもどこか生活感を帯びたリアリティあふれる空間設計や、背景美術の細部にまで宿ったぺラン監督の美学を垣間見ることができる。




1月30日(金)の劇場公開に先駆け、前日の1月29日(木)夜に、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷にて先行上映が実施されることも決定。臨場感を特徴とするサウンドシステム「odessa Vol+」での上映となる。チケットは、ヒューマントラストシネマ渋谷の公式HPにてオンライン販売がスタートしている。
映画『マーズ・エクスプレス』

1月30日(金)より ヒューマントラストシネマ有楽町、
ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開
声の出演(吹替版):佐古真弓、安元洋貴、内田夕夜、三瓶由布子
(字幕版):レア・ドリュッケール、マチュー・アマルリック、ダニエル・ンジョ・ロベ、マリー・ブーヴェ
監督:ジェレミー・ペラン|原題:MARS EXPRESS|2023|フランス|89分|カラー|ユニビジウム|5.1ch|翻訳:横井和子|映倫:G
提供:トムス・エンタテインメント 配給:ハーク/トムス・エンタテインメント
公式X: @marsexpress_jp
© Everybody on Deck – Je Suis Bien Content – EV.L prod – Plume Finance – France 3 Cinéma – Shine Conseils – Gebeka Films – Amopix
<ストーリー>
ときは23世紀――西暦2200年。地球での仕事を終え、活動拠点である火星に戻ってきた私立探偵アリーヌ。「行方不明になっている大学生の娘を探してほしい」という男の依頼を受けて、アンドロイドの相棒カルロスと共に捜索を開始する。調査の過程で火星の首都ノクティスの暗部に足を踏み入れていく二人を待ち受けていたのは、腐敗した街の裏側、強大な権力を持つ企業の陰謀、そして人間とロボットが共存する社会の根幹を揺るがす事態だった。
『マーズ・エクスプレス』 odessa Vol+先行上映概要
●開催日時:1月29日(木)18:45~の回(字幕版)
●料金:通常料金
□各種割引適用可、ムビチケ使用可
□各種ご招待券、株主ご招待券、無料券の使用不可
●チケット販売:オンラインチケット予約、および劇場窓口にて販売
□オンライン販売:1月26日(月)19:00~販売開始
□劇場窓口販売:1月27日(火)劇場OPEN時~販売開始
●問い合わせ先:ヒューマントラストシネマ渋谷(TEL:03-5468-5551)
▼開催概要はこちら
https://ttcg.jp/human_shibuya/topics/2026/01201755_34121.html