THE YELLOW MONKEY・吉井和哉に密着したドキュメンタリー映画『みらいのうた』が12月5日(金)より全国公開される。このたび公開を記念して、エリザベス宮地監督作品と、THE YELLOW MONKEY作品のオールナイト特集上映が決定した。
同作は、THE YELLOW MONKEYのボーカル・吉井に、エリザベス宮地が3年以上にわたり密着した人生と音楽のドキュメンタリー映画。吉井は、自身のミュージシャン人生原点であるURGH POLICEのボーカル・EROとの40年ぶりのセッションを約束する。しかし、ドキュメンタリー撮影開始後に吉井自身が喉頭がんであることが発覚。闘病と自身のライブリハーサルを続け、東京ドームライブの「復活の日」を迎える。そしてその数か月後、吉井はEROとの約束を果たすために静岡へと向かい、40年ぶりのセッションの日を迎えることとなる。
同作にはEROとの秘話のほか、2001年活動休止前の東京ドーム公演の“JAM”、復活を遂げた2024年の東京ドーム公演『THE YELLOW MONKEY SUPER BIG EGG 2024 “SHINE ON”』の“バラ色の日々”“悲しきASIAN BOY”などのライブパフォーマンスや、メンバーそれぞれのインタビュー、ライブ公演のバックステージの様子なども収められている。
エリザベス宮地監督は、藤井風、back number、BiSH、優里など数々のミュージシャンのドキュメンタリー映像やMVを手掛け、2024年には東出昌大の狩猟生活に1年間密着した映画『WILL』を制作。さまざまな人生を撮り続けている映像監督。
このたび監督作品としてオールナイトで特集上映されるのは、現代の東京で生きる独身男性のリアルを描き、海外映画祭で喝采を浴びた初の短編映画『献呈』、俳優・東出昌大が矛盾や葛藤を抱えながらも命に向き合う『WILL』、そして最新作『みらいのうた』。上映に伴い、エリザベス宮地監督、東出昌大、J小川のトークイベントも実施される。
また、THE YELLOW MONKEY結成記念日である12月28日(日)に特集上映されるのは、全都道府県113公演にもおよぶロングツアー『PUNCH DRUNKARD TOUR 1998/99』の裏側に迫るドキュメンタリー映画『パンドラ ザ・イエロー・モンキー PUNCH DRUNKARD TOUR THE MOVIE』(高橋栄樹監督)、THE YELLOW MONKEYの15年ぶりの再集結から、全国ツアーに至るまでの舞台裏を追った『オトトキ』(松永大司監督)、そして吉井の人生と音楽のルーツを辿る『みらいのうた』(エリザベス宮地監督)。
THE YELLOW MONKEYメンバーの菊地英昭、廣瀬洋一、菊地英二のコメントも到着した。
夢を追う青春の煌めき。
それを脳裏に焼き付けたまま大人になれる人間ってそれほど多くはないのではないでしょうか。
そしてそれがそれぞれの人生に物凄く作用され続けているといつしか交錯することもある。
そのタイミングを逃さずに形にすること、それはとても奇跡みたいなことだと思う。
自分はタイミング悪くそれが出来なかったのでこの映画で涙した。
そこまでではなくても人にはやっておきたかった…と思うことってあるのでは?
THE YELLOW MONKEY 菊地英昭
ロックンロールという“とんでもない音楽”に取り憑かれた二人の
ここ数年の軌跡を、
間近で見せてもらい時に隣で奏で同じ時間を分かち合えたことを誇りに思う。
監督・撮影・編集を全てこなすエリザベス宮地さん、本当に素晴らしい。
登場人物の「愛と強さと優しさ」が描写され、
様々な心情が映像として紡がれているのを感じ、心が震えた。
狭いベッドのステージで歌うみらいのうたをずっと聴いていたい。
THE YELLOW MONKEY 廣瀬洋一
その昔(30年以上前)、若い頃に彼はこう言いました、「ロックは欠落した人間の音楽だ」と。
これだけですと、かなり語弊があると思うので補足しますが、
人として何かが欠如しているという訳ではなく、簡単に解釈するならば、
要は心に傷や不安を持った人達、心に空白のある人達、
要は満たされていない(欠落している)人達が奏で、それに共感した人達に届ける音楽、
といったところなのかと思います。
当時、私はただフラストレーションをぶつける音楽だと思っていましたが、
今ならその意味がよくわかります。
この映画では、彼の作詞作曲能力の魅力の一部が垣間見れると思います。
THE YELLOW MONKEY 菊地英二
エリザベス宮地監督特集上映

■日時2025年12月12日(金)21:30の回
※幕間20分休憩あり ※27:50分頃終了予定 ※23時以降に終了する上映のため、18歳未満のお客様は保護者同伴でもご入場いただけません。
■場所 新宿バルト9シアター5 (https://tjoy.jp/shinjuku_wald9/access)
■上映作品
短編『献呈』(上映時間:28分)『WILL』(上映時間:140分)『みらいのうた』(上映時間:138分)
■上映前舞台挨拶
登壇者:エリザベス宮地監督、東出昌大、J小川(敬称略) ※登壇者は予告なく変更になる場合がございます
■チケット料金 4,000円 ※ムビチケ・各種割引・招待の適用不可
THE YELLOW MONKEY 特集上映

■日時2025年12月28日(日)22:15の回
※途中10分休憩2回あり※2回目休憩時の飲食売店は閉店しております。予めご了承ください。※29:00分頃終了予定※23時以降に終了する上映のため、18歳未満のお客様は保護者同伴でもご入場いただけません。
■場所 新宿バルト9 シアター9 (https://tjoy.jp/shinjuku_wald9/access)
■上映作品
『パンドラ ザ・イエロー・モンキー PUNCH DRUNKARD TOUR THE MOVIE』(上映時間:115分)
『オトトキ』(上映時間:125分)
『みらいのうた』(上映時間:138分)
■チケット料金 4,000円
※ムビチケ・各種割引・招待の適用不可
『みらいのうた』
吉井和哉、ERO
監督・撮影・編集:エリザベス宮地
ナレーション:小川未祐 プロデューサー:青木しん 共同プロデューサー:成瀬保則 仲安貴彦
製作:murmur TYMS PROJECT ハピネット・メディアマーケティング FM802 スペースシャワーTV ローソン
製作幹事・配給:murmur 配給協力:ティ・ジョイ
©︎2025「みらいのうた」製作委員会