ティモシー・シャラメが主演する『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』が2026年3月13日(金)の日本公開に先駆けて、12月16日(火)に行われたニューヨーク・プレミアでのオフショットが解禁。
ティモシー・シャラメ、グウィネス・パルトロウ、オデッサ・アザイオン、タイラー・オコンマ、ケビン・オレアリ―、ルーク・マンレイらキャストと、ジョシュ・サフディ監督、そしてティモシー・シャラメ演じるマーティのライバルであるエンドウを演じた川口功人も参加したプレミアでのオフショットは、チームの団結力を写し出している。
『君の名前で僕を呼んで』、『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』などで知られるティモシー・シャラメが、2018年から出演作の合間に卓球のトレーニングを積み続けて挑んだ役は、ティモシーにとって、かつて演じたことがないほどの最低男と同時に、かつてないほど夢にストイックな男マーティ・マウザー。『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』は、そんなマーティを主人公とした作品だ。
先日発表された第83回ゴールデングローブ賞では、作品賞(ミュージカル・コメディ部門)、主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門/ティモシー・シャラメ)・脚本賞の計3部門にノミネートを果たし、ティモシーは、史上最年少で5度目のゴールデングローブ賞ノミネートとなったことで、当然ながら『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』に続いて、2年連続アカデミー賞ノミネートにも期待が集まっている。
本作は実在の卓球選手マーティ・リーズマンの人生から着想を得ているものの、『Daddy Longlegs』(日本未公開)から何度もタッグを組んできた、ジョシュア・サフディとロナルド・ブロンスタインが大胆な脚色を加え、アクション映画のごとく様々な事態が発生する、スピーディーで怒涛の不幸喜劇に仕上げた。その点では『アンカット・ダイヤモンド』、『グッド・タイム』の主人公にも共通している部分が多く、作家性がフルに発揮されている。今回はジュシュア単独ではあるが、サフディ兄弟とブロンスタインの不幸喜劇は、一種のブランドとして確立されているのだ。
目的のためなら自分意外の人間は踏みつけ、利用する。さらに借金地獄や女性にだらしないといった、人間性に何かしら問題を抱えた最低男ではあるが、夢にかける情熱と信念は本物。夢にたどり着くのに、あと一歩だというのに、様々な困難と不幸が連発し、その一歩がなかなか踏み出せない。いつしかその夢がただの執着なのか、それとも未来への希望なのかも迷子になりながら、マーティは、いったいどこまで突き進むのか……。
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』
監督・脚本:ジョシュ・サフディ
出演:ティモシー・シャラメ(『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』)、グウィネス・パルトロウ(『アベンジャーズ』シリーズ)、オデッサ・アザイオン(『ヘルレイザー』)、ケビン・オレアリ―、タイラー・オコンマほか
配給:ハピネットファントム・スタジオ
2025年/アメリカ/英語/149分
※レイティング:G
公式サイト:happinet-phantom.com/martysupreme
公式X:@martysupreme_jp #マーティ・シュプリーム
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2026年3月13日(金)日本公開
<ストーリー>
NYの靴屋で働きながら卓球で世界一の選手を夢見るマーティ・マウザー。世界選手権で敗れた日本人選手エンドウに勝ち、世界一になるため日本を目指す。不倫相手のレイチェルが妊娠、卓球協会からは選手資格はく奪、資金は底をつき、あの手この手で遠征費用を集めようとするが……マーティが見つけた”夢より大事なもの“とは……。