日本テレビ系『金曜ロードショー』が、2026年の年始にスタジオジブリ作品を2週連続で放送することを発表した。1月2日(金)は『千と千尋の神隠し』、1月9日(金)は『かぐや姫の物語』がいずれもノーカットでオンエアされる。
年明け最初の放送となる1月2日(金)には、宮﨑駿監督作『千と千尋の神隠し』を45分拡大で放送。2001年に公開され、興行収入316.8億円を記録した作品で、アカデミー賞長編アニメーション映画賞、ベルリン国際映画祭金熊賞など世界的に高い評価を獲得した。近年は舞台化でも話題を集めており、2022年のW主演版に続き、2024年の全国5大都市公演やロンドン公演、2025年の上海公演など、国内外での人気が続いている。2026年1月からは韓国での上演も決定している。

翌週9日(金)には、高畑勲監督の『かぐや姫の物語』を60分拡大で放送。日本最古の物語『竹取物語』を大胆に再解釈し、水彩画がそのまま動き出したような圧倒的な映像美で世界的に高く評価された。アカデミー賞長編アニメーション映画賞にノミネートされ、2025年には『カンヌ監督週間 in Tokio』で特別上映されたことも話題となった。少女の誕生から成長、そして別れまでを丁寧に描き、「命の輝き」や「生きる喜び」をテーマにした感動作を完全ノーカットで届ける。



■ 放送情報
1月2日(金)21:00〜23:39(45分拡大)
『千と千尋の神隠し』(2001)※ノーカット
原作・脚本・監督:宮﨑駿
音楽:久石譲
1月9日(金)21:00〜23:54(60分拡大)
『かぐや姫の物語』(2013)※ノーカット
原案・脚本・監督:高畑勲
脚本:坂口理子
音楽:久石譲