『劇場版ハイキュー!! VS 小さな巨人』2027年に公開決定、梟谷VS狢坂のSPアニメも

『劇場版ハイキュー!! VS 小さな巨人』が2027年に公開されることが決定した。

バレーボールに懸ける高校生たちの青春ドラマを描いた古舘春一原作の漫画『ハイキュー!!』は、2012年から8年に渡って『週刊少年ジャンプ』に連載され、コミックスの累計発行部数は7500万部を突破。2014年からスタートしたテレビアニメシリーズは、2020年までにシリーズ第4期まで制作、放送され、2024年公開の『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』は第48回日本アカデミー賞の優秀アニメーション作品賞を受賞している。

劇場版の続編となる『劇場版ハイキュー!! VS 小さな巨人』は、2025年3月に開催されたアニメ10周年プロジェクトのフィナーレを飾るイベントで制作決定を発表。原作のストーリーの核となる春高バレー準々決勝での烏野VS鴎台の試合を描き、主人公・日向翔陽と鴎台のエース・星海の「小さな巨人」対決が繰り広げられる。

また、烏野VS鴎台と同日、同会場で行われた梟谷学園高校VS狢坂高校の準々決勝のスペシャルアニメ『ハイキュー!! バケモノたちの行くところ』の制作も決定。同作も2027年に公開される。

本編で実際に使用される原画カットを用いた新たなPVとビジュアルが解禁され、主人公の日向と梟谷学園高校のエースである木兎光太郎の高揚感に満ちた目が印象的に描かれている。PVは「ウォーミングアップビジュアル」と名付けられており、試合開始前のような勢いが感じられる構成となっている。