第7回『日記祭』が11月30日(日)に東京・下北沢のBONUS TRACKで開催される。
同イベントは下北線路街の一角に建つ商業施設・BONUS TRACKに店舗を構える日記屋「月日」の主催によるもので、2022年のスタート以来、毎年4月と12月に開催されている。日記本の即売会をはじめ、日記にまつわるトークショーや音楽ライブ、作品展示などが行われる。



BONUS TRACKの広場、ギャラリーには出店者それぞれの日記本が並ぶ予定。雨天の場合は、ブース位置を変更し開催される。「月日ブース」では一部の日記本が代行販売されるほか、日記祭のオリジナルグッズも販売される。今回の代行販売では新しい試みとして「日記の展示」も行われる。展示された日記の一節を読んで、装丁やタイトルではなく「ある一日」から日記本に出会う体験を楽しむことができる。



また、日記の文芸誌『季刊日記』が創刊。創刊号の初売りも会場にて行われる予定。

会場では、『日々の書き方ーー日記と小説の間』と題した滝口悠生、富田ララフネ、phaによる「日々」と「書くこと」についての鼎談や、坂本龍一の最後の3年半を記録したドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto: Diaries』の監督・大森健生と蓮沼執太によるトークも行われる。いずれのトークショーもオンライン配信が行われる。
また、第7回『日記祭』のビジュアルデザインをはじめ、ポスターやフライヤー、オリジナルグッズのデザインも手がけたグラフィックデザイナー・明津設計による店内展示も開催される。展示では、明津設計が制作する『予定帳』をフューチャー。「新しい時間感覚をさがす」をコンセプトに、1日24時間のタイムラインに加えて、月と太陽の動きを視覚化した手帳となっている。

月と太陽のスケジュールを意識しながら過ごすことで、私たちが慣れ親しんだ時間の感覚をやわらかく解きほぐし、きっと、これまでとは異なる距離から“時間”を見つめ直すきっかけを与えてくれるはずです。
日記の楽しみ方は人それぞれですので、その自由を制限する意図はありませんが、私たちの運営する場では、安心感をもって集まれるように、差別的・暴露的な表現、個人のプライベートに迫るような態度については、助長させたくないという思いがあります。 とくに日記祭では、その日記を書いた人が目の前にいます。その記録内容に対して、過度な詮索をしたり、のぞき見のような態度で接したりすることは望ましくないと考えています。
『日記祭』開催に際して 日記屋 月日
弊店サイトの「はじめに」にも、こうした私たちのステイトメントを一部記載しておりますので、お時間がありましたらぜひご覧いただけますと幸いです。
こうした思いから、SNSやブログ、ご自身のメディアなどで日記祭について発信する際には、言葉選びについてお考えいただいた上で、ご投稿をお願いできたらと思います。たとえば、「戦利品」「参戦」「軍資金」といった言葉は、戦いや奪い合いを連想させる表現です。日記祭で購入した誰かの日記が「戦利品」なのかどうか、他に似合う言葉があるのではないかと考えています。「#日記祭で買った本」「#日記祭で出会った本」などは公式ハッシュタグとしてご用意しておりますので、ぜひご使用ください。
一方で、その日の日付で書きはじめるだけで、どんな表現も受け止めるのが、日記の面白さであり、懐の広さだと感じています。
日記に関心を抱くあらゆる方にとって、ひらかれた場でありたいと考えていますので、どうぞお気軽に足をお運びください。
『日記祭』

開催日時: 2025年11月30日(日)11:00〜17:00
開催場所: BONUS TRACK(東京都世田谷区代田2-36-15)
主催: 日記屋 月日
協力: 散歩社
※ 雨天開催・荒天中止
・一日通し出店 (11:00〜17:00)
– はやしまりな『衣食住バスケ』
– ありがしゅん『いつのまにかはじまってた散策 2025-夏』
– 永『夢の国のほとりで』(新刊)『最高を逃したくなくて』(既刊)
– 本屋ブーケ『日記集 すすめ すすめ』『ちっぽけなデイドリーム1』(新刊)『いきいき 富士登山日記』(新刊)
– Lena Takabayashi『Appointment w/ My Lesbian』
– wtooth magazine『10月の日記』
– 松井友里『さきに光って、あとから鳴りひびく』
– Awesome Reading Club『2025年の不器用なピンボール』
– Liminal Books(リミナル・ブックス)『百年(一日)の孤独 (上)』
– 平岡希望『平岡手帖 2024年4月号』~『平岡手帖 2025年3月号』
– あおむけ日報社『おひさまとしっぽ』
– 早川千舟『光る犬たちの帰る星』
– すごたの『たましい』『さかさま』『本日の活動報告』
– 草野椿『ある日の筆跡 2024』
– 一四『私を構成する平凡的な物語の1部(仮)』
– 中村季節『ベトナム/汗』
– ちぇしばき『のどから出かけた言葉たち』
– 百か『って話2023(味玉・納豆)』『って話2024(牡蠣)』『別れる少し前から別れて一月ほど経つまでの送りつけ日記』『日記短歌』
– 佐々木里菜『近く訪れる彗星』『ロイヤル日記』『料理未満日記』『NIKKI NIKIシリーズ』
– 日記クラブ『自分の芝を青くする〜日記のワークショップに3ヶ月参加した日記〜』『つづいた日記とつづかない日記』
– かきしまななみ『かさねがさね』『うちの猫について(仮)』
– 柴沼千晴『生活の観客』『長い話』その他 既刊
– 青宮 律生『月曜の朝、ユニークブルーをだきしめて』
– 銀の森『今日も悪態ついたり人見知ったり』
– つかレモン『たたないしゃもじ』
– 松島美ゆ『㉘』
– 植本一子『とある都市生活者のいちにち』
– 日記でつながる 13 人『こっちの世界ではこうなっています』
– さいとうのぞみ『手書きの日記を読み返したら』
– 俳句zine「hi→(ハイ)」『俳句日記 春から夏にかけて三人で俳句を詠み交わし、日記をつけた記録』
– 喫茶ツマサキ『右から3番目のドーナツをください』『暮らしの徒然帳①〜⑤』
– 葉山莉子『自作自演文芸誌FISH 輪郭』『自作自演文芸誌FISH 準備号』『ノージョブ・ユートピア』
– 惣田大海水『死ななくてよくなった後の日日1』『死ななくてよくなった後の日日2』『死ななくてよくなった後の日日3』
– 玉置標本『南インドを食べ歩く バンガロール・マドゥライ・ゴアの旅行記』『芸能一座と行くイタリア(ナポリ&ペルージャ)25泊29日の旅日記』
– 川島宇宙『エヴリ・デイ・イズ・オーガスト』
– rino./Kazuki SATO『Foodside diary vol.1』
– サトーカンナ『ゆらゆらユーロ』
– 鈴希のん『やさしさがあふれちゃったね』(新刊)『半熟生活 出会って、暮らして。』(既刊)
・前半出店 (11:00〜13:45)
– レモン『本屋より花屋へ』
– 小林駿平『ほほえむかわりに書く』
– 西洋つつじ文庫『遠影と近影』
– 石川えりさ『犬と小学生といっしょの暮らし』
– autotelic147『湯船の中で黄昏る』
– 世界の終わりに食べる寿司『生活を抜け出して海をみにいくまでの記録』
・後半出店 (14:15〜17:00)
– DOUKEI PRESS『中央線日記』
– 青.『星図』『泪』
– 坂本彩音『彗星は猫のおしっこの匂いがする?』
– マノウツワ『本読みの練習 読書日記』
– 川上さわ『パブリック・ダイアリー』
– 海猫沢めろん『子が不登校になりました〜日記』
●代行出店者
– bocca books『70years→7days+1 お城の形をした古本屋最後の7日間+1』
– となりか編集室Rika『#寝てくれ日記』
– かりん子『眠って叫んでもう一周』
– abukubooks『わからないよ、日記』
– shino『Choose Ordinary Things ― 街とカルチャーとクィア ―』
– 永峰沢『水面に灯る実』
– 獺日記(かわうそにっき)『獺日記(かわうそにっき)』
– 安藤みずき『日記』
– 現在進行宇宙『躁と鬱とブックデザイン〈序〉』
– 垂井真『脚本集 寄る辺ない、たまらない、ままならない』
– 百瀬 ひかり『じゃんけんのルールがわからなくても』
– newmoon『もちさく日記』
– 倉本ななこ『ひらいた影の手ざわり』
– タマのネギハウス『なんやこれ』
– ひなたのさくら『日記の実験 18,000円払って日記をつけることにした。』
– はるさめとも『麦茶だと思った〜真夏の日記大作戦〜』
– 日記うすいろ『推しの炎上なんて他人事だと思ってた』
– よつばブックス『それでも今日はいい日だった日記』
– umino『遠くまでとどく光が』
トークショー
15:00〜16:00
「日々の書き方ーー日記と小説の間」
出演者 : 滝口悠生 × 富田ララフネ × pha
進行:本間永士
場所:BONUS TRACK ハウス
会場チケット:2,000円 / 配信チケット:1,500円
会場定員:15名
18:30〜19:30
「映画『Ryuichi Sakamoto: Diaries』をめぐって」
出演者 : 大森健生 × 蓮沼執太
進行:久木玲奈(日記屋 月日)
場所:BONUS TRACK ラウンジ
会場チケット:無料 / 配信チケット:無料
会場定員:30名
店内展示
「予定帳 2026 / 明津設計」
会期:2025年11月30日(日)〜 12月28日(日)