松浦大樹のソロプロジェクト・saccharinによる楽曲“TONGO[Feat.松重豊]”が、11月5日(水)にリリースされる。
She Her Her Hersのメンバーで、TENDREやThe fin.などのドラムも担当する松浦。saccharinとしては母親がスナックを営み、歓楽街の匂いを纏いながら育ち、目の前で呼吸している人間の有様を無差別に歌ってきた。
12月発売予定の1stアルバム『大往生』からの先行シングルとなる同楽曲は、松浦の存在や音楽に興味を持ち、テレビやラジオでsaccharinを紹介してきた松重とのコラボレーション楽曲となっている。情報解禁に際し、山田遼志が手がけたジャケットと、saccharinからのコメントが公開されている。
松重豊と曲を生む。
いいちこの広告みたいに、この8文字で既に楽曲紹介になる。この強すぎる塊が自分の携帯の新規フォルダに鎮座していて、全身の細胞たちが震えてるし笑ってる。”地上波に流れやしない覚悟”と謳い、活動を始めたわけだが、松重さんがTVで紹介してくれて、非常に良い意味でブランディングが崩れ、タガも外れた。
その後ラジオで邂逅し、どれだけ松重豊がブリリアントな存在かを熱弁し(黒沢清監督の地獄の警備員の話をした後、松重さんは驚いてた。打ち解けた気がした)、生まれてくる時代を間違えたねとお褒めの言葉を頂きつつ、いつかsaccharinに加わってくださいと伝えて帰路についた。
それから一年、自分の人生と周りの生死に向き合わなくてはいけない時期が突如やってきました。咀嚼できて爆誕した私的な真理の源泉は死生観を学ぶ事であり、その最深部は禅にありました。禅の曲を作る時は松重さんと表現したいと強く頭の中にあったので、オファーする前のデモから『松重さんどうぞ』など勝手に曲の節々で、本人が唄うことが決定している構成でアレンジを進めてました。なので、松重さんがNGだった場合、この曲は世に出さないと決めてました。よかったまじで。Featは松重さんも人生初との事。光栄で胸焼けするが胸張れる表現ができた事に幸せを感じてる。死ぬ前に口ずさんでるプレイリストのトップな気がしてます。執着と自我を超える旅の道中、我々は何を手放し積み重ねていくのか。頓悟を目指します。もしかしたらラッパーよりラッパーかもしれない言語の達人による、言葉の放ち方をお聴きください。
saccharin
saccharinは2026年1月10日(土)に東京・浅草の花劇場でワンマンライブ『歌謡激情』を開催。チケットの2次先行受付が10月31日(金)から開始される。
『歌謡激情』

開催日時:2026/1/10(土) 開場時間17:00 / 開演時間18:00
会場:浅草花劇場
券種:
<一般スタンディング> 前売料金(税込)¥5,000
<バルコニー指定席> 前売料金(税込)¥5,500
<学割スタンディング> 前売料金(税込)¥3,000
オフィシャル先行2次:
10/31 (金) 12:00 ~ 11/9 (日) 23:59
w.pia.jp/t/saccharin/
※お一人様4枚まで
※電子チケットのみ
※小学生以下入場不可、中学生以上要チケット