松浦大樹のソロプロジェクト・saccharinが、12月に1stフルアルバム『大往生』をリリースする。
She Her Her Hersのメンバーで、TENDREやThe fin.などのドラムも担当する松浦。saccharinとしては母親がスナックを営み、歓楽街の匂いを纏いながら育ち、目の前で呼吸している人間の有様を無差別に歌ってきた。
さらに、2026年1月10日(土)に東京・浅草の花劇場でワンマンライブ『歌謡激情』が開催されることも決定。情報解禁に際し、saccharinからのコメントが公開されている。
1st FULL ALBUM “大往生”をリリースします。サッカリンレンジャー第一話”サッカリン死す”的なストイックさ醸しだしてるが、昨今、自分の人生と周りの生死に向き合わなくてはいけない時期がそれは突如やってきました。咀嚼できて爆誕した私的な真理と、理解に失敗した行き場のない塊などを作品に込めました。収録曲を聴きながら、音楽ありがとうと思えたのなんだか初めてかもしれません、何年やってるんだよ。でも細胞が喜んでるの分かります。
大義有りということでもう1つお知らせを。
2026年1月10日(土)にsaccharinワンマンライブ”歌謡激情”を催します。
舞台は人情の街浅草/花やしき花劇場。
下町の風情と江戸の粋を感じながら、新年早々皆皆の心を弾ませようかなと企んでおりますので、大いにご期待ください。
1月の浅草を想像してみる。
深呼吸すると鼻がツーンとする感じ、日向くさい浅草寺に吹き込む清々しい風が、線香の香りとテキ屋の鉄板の舞台に立つご馳走の匂いを乱雑に運んでくる。あの幸せなカオス。芸者さんの会釈、人力車の快活音、商店街から聴こえるお囃子、反則コロッケ、いつも末吉、昼から呑みすぎたであろうホッピー通りを彷徨う胴体、何故か少し日本酒くさい浅草演芸ホール前、生きてる間にあと何回実体験できるだろうか。
童心に出会えたり触れたりできる確率が高いから、今の自分の生業が続いています。
きたる新年1/10。各々楽しみ尽くしていただけたら幸い。武装解除も任せろ。そこに生命懸ける芸の者です。
お待ちしております。
アーティストコメント
公演のオフィシャルチケットは、先行受付を10月26日(日)まで受付中。なお、また、2023年に東京・鶯谷新世紀ホールで開催された『歌謡激情』のライブ上映会がオフィシャルYouTubeにて近日開催予定となっている。
『歌謡激情』

開催日時:2026/1/10(土) 開場時間17:00 / 開演時間18:00
会場:浅草花劇場
券種:
<一般スタンディング> 前売料金(税込)¥5,000
<バルコニー指定席> 前売料金(税込)¥5,500
<学割スタンディング> 前売料金(税込)¥3,000
オフィシャル先行1次:
10/10 (金) 20:00 ~ 10/26 (日) 23:59
https://w.pia.jp/t/saccharin/
※お一人様4枚まで
※電子チケットのみ
※小学生以下入場不可、中学生以上要チケット