関西発劇団・南極がニッポン放送のスタジオで新作上演。ラジオドラマを巡るSF活劇

劇団・南極の企画公演『SYZYGY』（シジジー）が11月27日（木）から30日（日）まで、東京・有楽町のニッポン放送イマジンスタジオにて上演される。

南極は、若手演劇シーンで「今もっとも勢いがある」とも評される関西発の劇団。2025年3月に新宿シアタートップスで上演された『wowの熱』、2025年9月に彩の国さいたま芸術劇場で上演された『ゆうがい地球ワンダーツアー』など、劇団らしいグルーヴと独自の世界観が話題を呼んでいる。

このたび上演される『SYZYGY』は南極とニッポン放送がタッグを組み、南極メンバー・こんにち博士が脚本を手掛ける完全オリジナルの新作。有楽町にあるラジオ局を舞台に、放送すると必ず何かが起こるため封印されていた禁断のラジオドラマの台本「SYZYGY」をめぐって、ラジオブースが大パニックに陥ってしまうというSF活劇となっている。

同作には南極の劇団員10人全員が出演。29日（土）に限り、ニッポン放送のポッドキャスト番組『島田秀平とオカルトさん！』に出演している島田秀平がゲスト出演予定。

チケットの最速先行抽選は10月8日（水）23時59分までの受付となっている。

脚本、演出を務めるこんにち博士からはコメントが届いている。

ニッポン放送さんと一緒に公演をつくります。イマジンスタジオという、実際にラジオ放送で使用されている場所（ニッポン放送有楽町スタジオの地下にあります！）を舞台にして、まっすぐ、ラジオをモチーフにした演劇をやります。いつもの南極とは違うこともしたいし、南極だからこそな部分も探りたいと思っていて、自分にとっても未知数だし、それがとにかく楽しみです。

脚本・演出 こんにち博士（南極）