2026年2月6日(金)より全国公開される、ゆりやんレトリィバァの初監督映画『禍禍女』の主演が南沙良に決定した。
芸人、俳優、ラッパー、声優、ラジオパーソナリティなど多方面で活躍し、2024年末には活動の拠点をアメリカ・LAに移したゆりやんレトリィバァ。2021年に、とあるTV番組で「映画監督」に挑戦したいと打ち明けたことをきっかけに、プロデューサー・髙橋大典がコンタクトを取り企画が始動した。同作は、ゆりあん自身の恋愛経験に基づくもので、プロデューサーの髙橋は撮影までの約1年間、ゆりやんと頻繁に会って恋バナを聞き続けたという。
主演を務める南沙良は『志乃ちゃんは自分の名前が言えない。』(2018年)で主演を務め第43回報知映画賞や第61回ブルーリボン賞新人賞などを受賞、2026年1月公開の『万事快調<オール・グリーンズ>』でも主演を務めた。今回演じるのは、ある男性に想いを寄せる美大生の主人公・上原早苗。
脚本を務めるのは『ミスミソウ』(2018年)『許された子どもたち』(2020年)『ヒグマ』(2025年)などを務める内藤瑛亮。
また、音楽は新しい学校のリーダーズ“オトナブルー”など話題曲をプロデュースしてきたトラックメーカー、音楽プロデューサーのyonkeyが担当。実写映画の音楽を手掛けるのは自身初となる。
発表に寄せて、ゆりやんレトリィバァ、南、内藤、yonkeyからのコメントも公開された。
主演は南沙良さんです!
監督・ゆりやんレトリィバァ
沙良さんには、今回の役を演じていただくにあたり、殻を破って欲しかったので、そのためには自分も殻をかぶっていてはいけないと思い、本音でぶつかりましたら、沙良さんも全身で受け止めて全力でぶつかってきてくださいました。早苗役を南沙良さんにお願いして本当によかったですし、沙良さんしかいませんでした。
こんな南沙良さんをみたことがありません!ありがとうございます!
沙良、LOVE!
お話をいただいたときは、ゆりやん監督の世界観に入れることがとても楽しみでしたし、自然と挑戦してみたいと思えました。私自身初めての挑戦が多い作品でしたが、早苗の感情に触れることで、私自身のなかにも眠っていた感情が呼び起こされていくような感覚でした。そしてゆりやん監督は初めての長編映画とは思えないほど、ユーモアと情熱を持って作品を導いてくださいました。現場は常に温かく、エネルギッシュな空気に満ちていて、その中で自由に表現することができたと思います。是非たくさんの方に、いろんな形で自由にこの映画を楽しんでいただけたら嬉しいです。
主演・南沙良
もともとゆりやんレトリィバァさんのファンでしたので、 ご一緒できることが本当に嬉しく、すぐにお引き受けしました。「ゆりやんさんに喜んでもらいたい」という気持ちをモチベーションに全力で取り組みました。褒めてくださるたびに励みになり、「このセリフ最高です」とその場で口にしてくださった瞬間は忘れられません。”ホン”作りでは、ご自身の恋愛話も語ってくださり、そこに登場する男性たちがあまりに強烈で、フィクションの中で彼らに報いを与えたいと決意しました。”ホン”作りは苦しいことが多いのですが、『禍禍女』は唯一心から楽しく、もし時間を戻せるならもう一度やりたいと思えるほど幸福な時間でした。ゆりやんさんを傷つけた男たちを呪う気持ちで書きました。どうか、その「呪い」の拡散にご協力いただければ幸いです。
脚本・内藤瑛亮
今回が自分にとって初めての劇伴挑戦ということもあり、オファーをいただいたときからワクワクでいっぱいでした。ゆりやん監督との制作は、真剣な話し合いの中にも笑いが絶えず、常に新鮮で刺激的な時間でした。音楽もゆりやんさんが表現したかった”これまでの恋愛を元にした映画”に寄り添えて作れたと思います。ぜひ劇場で体感してください。
音楽・yonkey
映画『禍禍女』
公開表記 2026年2月6日(金)全国公開
監督 ゆりやんレトリィバァ
クレジット
監督 ゆりやんレトリィバァ
出演 南沙良
企画・プロデュース 髙橋大典(K2 Pictures)
脚本 内藤瑛亮
音楽 yonkey
配給 K2Pictures