12月5日(金)に全国公開される映画『12月の君へ』の、本予告とメインビジュアルが解禁された。
『第24回全州国際映画祭』の韓国コンペティション部門に正式出品された、同作。主演を務めるのは、『夫婦の世界』『マイネーム: 偽りと復讐』などの韓国ドラマで知られるハン・ソヒで、同作で映画初出演を果たしている。
俳優を夢見る高校生スアン(ハン・ヘイン)の前に、都会から美しい人気俳優のソル(ハン・ソヒ)が転校してくる。2人は互いの孤独に触れながら少しずつ心を通わせていくが、思春期の揺れる想いは「友情」と「恋愛」の狭間ですれ違い、やがてソルはスアンの前から姿を消してしまう。成長して人気俳優となったスアンは、高校生の時に伝えられなかった想いを胸に、ソルの面影を探し続けるというストーリーとなっている。
今回解禁された本予告では、ソルとスアンが海辺で1つのビデオカメラを覗き込んでいるところから始まり、2人が親交を深めていく様子や、大人になったスアンが姿を消したソルを思う場面、2人だけの約束を交わしたシーンなどが映し出されている。
またメインビジュアルには、本予告の冒頭でも映されている、ビデオカメラを覗き込む高校時代のソルとスアンの姿と、1人で柵の向こうの海を見つめるソルのソロショットをが組み合わされており、「愛だと知らずに傷つけた。もう一度、会いたい。」というコピーが添えられている。
『12月の君へ』

<STORY>
運命に導かれるように親しくなった、二人の少女。俳優を夢見る高校生スアン(ハン・ヘイン)の前に、都会から美しい人気俳優のソル(ハン・ソヒ)が転校してくる。煌びやかな世界で自分を見失ったソルの心は、スアンの青く燃えるような演技に惹かれていく。放課後、冬の海でサーフィンをした二人は、冷えきった体を炎の前に寄せ合い、互いの孤独に触れながら少しずつ心を通わせていく。しかし、思春期の揺れる想いは「友情」と「恋愛」の狭間ですれ違い、ソルはスアンの前から姿を消してしまう。
成長して人気俳優となったスアンは、あのとき伝えられなかった想いを胸に、今もなおソルの面影を探し続けている。そしてある寒い雪の日、彼女はふたたび、冬の海へと向かう。
監督:ユン・スイク
出演:ハン・ソヒ、ハン・ヘイン
2024年 | 韓国 | 韓国語 | 87分 | ビスタ | カラー | 5.1ch | 原題 폭설 | 日本語字幕 長夏実 | 配給 Elles Films