映画『爆弾』がヘルシンキ国際映画祭でワールドプレミア上映決定

10月31日（金）に全国公開される映画『爆弾』が、第38回フィンランド・ヘルシンキ国際映画祭でワールドプレミア上映されることが決定した。

同作は『このミステリーがすごい! 2023年版』（宝島社）で1位を獲得した同名小説の映像化作品。自らを「スズキタゴサク」と名乗る中年男が、都内に仕掛けられた爆弾の存在を予告。爆弾の在りかを探す警察と犯人との取調室で行われる謎解きゲームと、東京中を駆け巡る爆弾探しがリアルタイムで進行するミステリー作品。永井聡が監督を務め、主演は山田裕貴。共演には、伊藤沙莉、染谷将太、渡部篤郎、佐藤二朗、坂東龍汰、寛一郎らが名を連ねている。このたび新たな場面写真も公開された。

同作はフィンランド・ヘルシンキ国際映画祭におけるアジア映画のショーケース部門「Asian Cuts」に選出され、9月24日（水）にワールドプレミア上映される。当日は、主人公・交渉人類家を演じる山田と、爆弾の存在を予告する謎の男・スズキタゴサク役の佐藤が登壇予定。

ヘルシンキ国際映画祭プログラムディレクターのアウティ・レーンからはコメントが届いている。

映画『爆弾』は冒頭からエンドロールまで脳の奥深くをくすぐり続けるジェットコースタースリラーで、山田裕貴と佐藤二朗演じるユニークで完璧なキャラクターは《愛と自由》をサブテーマに掲げるヘルシンキ映画祭にフィットした最高のマインドゲームエンターテイメントです。世界で最も映画『爆弾』にふさわしいヘルシンキにお二人をお迎えしてワールドプレミアを開催できる事に、この上ない喜びを感じています。

アウティ・レーン