ユニクロとイチロー、役所広司がコラボしたチャリティTシャツが発売開始

ユニクロのチャリティTシャツプロジェクト「PEACE FOR ALL」の新コレクションが6月20日（金）より発売開始となった。

「PEACE FOR ALL」は、「世界の平和を心から願い、アクションする」という趣旨に賛同したコラボレーターがボランティアで協力し、その利益の全額を貧困、差別、暴力、紛争、戦争によって被害を受けた人々を支援する国際的な団体へ寄付するプロジェクト。これまでに村上春樹、安藤忠雄、森山大道、綾瀬はるか、ヴィム・ヴェンダース、ロジャー・フェデラーなど各界の著名人が参加してきた。

今回、新たなコラボレーターとして加わったのは、プロ野球選手として活躍したイチロー、俳優の役所広司の2名。イチローとコラボしたTシャツは、ドアをノックするイラストが描かれ、好きなことを見つけて挑戦するドキドキ感や楽しさを伝えるもの。役所広司とコラボしたTシャツには、主演映画『PERFECT DAYS』より、印象的なシーンに「こんどはこんど、今は今。」という主人公のセリフが添えられたものとなっている。

また、同タイミングで以前よりプロジェクトに参加している佐藤可士和、アカマイ・テクノロジーズのTシャツに新デザインが追加された。それぞれから発表されているコメントは以下の通り。

■イチロー（シアトル・マリナーズ）
好きなことを見つけて扉を開こう。その先にはきっと素敵な世界が広がっている。

■役所広司（俳優）
『こんどはこんど、今は今。』って、駄々を捏ねている子供を諭しているような台詞です。これは、映画「PERFECT　DAYS」の主人公平山さんが、家出をして来た姪にいう台詞です。あらゆる物に感謝し、未来でもなく過去でもない、今この瞬間を大切に生きていれば、心の痛みは消えるよって、伝えたかったのか？とても心に残る言葉でした。

■佐藤可士和（クリエイティブ・ディレクター）
「PEACE」をストレートにシンプルに伝えたいという想いでデザインしました。
何度も繰り返される「PEACE FOR ALL」は、世界中の多くの人々の声であると共に、平和な世界への、心からの強い願いです。

■アカマイ・テクノロジーズ（クラウドカンパニー）
25年以上前、Akamaiは今日のインターネットが自在に使える時代の礎を築きました。このTシャツのデザインは、そんなインターネット黎明期へのオマージュです。カラーは、当時「ベージュの箱」と呼ばれたコンピューターのプラスチック製の筐体をイメージしました。胸もとのハートは、インターネットが人々をつなぎ、より良い世界へ導いてきたことを表現しています。Tシャツの背面にプリントされているのは本物のコードです。それは、インターネットを支えるオープンソースのしくみを象徴する基本ソフト Linux にも通じます。世界中で愛されるこれらの共通言語の力を借りて、Akamaiが、世界を導くブランドとその先のユーザーとを結びつけ、より安全で、よりつながる未来を共に築いていきたい―そんな想いを、この一枚に込めました。