7月12日(土)にグランドオープンする岡山・備前市伊部の備前市美術館で、開館記念展として『ピカソの陶芸―いろとかたちの冒険―』『備前の現代陶芸:至極の逸品』が同時開催される。
備前市美術館は、長年親しまれてきた備前市立備前焼ミュージアムを建て替え新築。備前焼をはじめとする現代陶芸の魅力を国内外に発信する新たな拠点として、多彩な美術の楽しみを届ける場となる。
1つ目の開館記念展『ピカソの陶芸―いろとかたちの冒険―』は、パブロ・ピカソ(Pablo Picasso)の陶芸作品に焦点を当てたもの。備前市は、ピカソが晩年を過ごしたフランス南東部の陶器製造の盛んな街・ヴァロリス市と令和5年に姉妹都市協定を結んでいる。陶芸の分野でも3000点を超える独創的な作品を残したピカソの陶器作品36点とリノカット2点を展示し、自由な作風で芸術を追及し続けたピカソの創作に対するエネルギーとチャレンジ性を紹介する。

2つ目の開館記念展『備前の現代陶芸:至極の逸品』では、備前焼の人間国宝から現代の精鋭までの作品が一堂に会する。7月12日(土)から9月28日(日)までの前期と10月11日(土)から12月25日(木)までの後期に分けて、歴代の巨匠から中堅 / 若手作家まで、計37名の作家による約80作品が展示される。約800年の歴史を持つ備前焼の伝統を受け継ぎながら新たな表現を追求する陶芸家たちの作品を通して、伝統と革新が交差する備前の現代陶芸の奥深い魅力を示す。

備前市美術館 (Bizen City Museum of Art)

所在地: 〒705-0001 岡山県備前市伊部 1659-6
開館時間: 9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日: 毎週月曜日(祝日の場合は開館し、翌平日休館)、年末年始 ※その他、展示替え等による臨時休館あり
アクセス: JR赤穂線 伊部駅 より徒歩1分
電話番号: TEL 0869-64-1400(備前市美術館 代表 ※開館準備期間中は(一財)備前市文化芸術振興財団 事務局)
備前市美術館 開館記念展Ⅰ『ピカソの陶芸―いろとかたちの冒険―』
会期: 2025年7月12日(土)~9月28日(日)
会場: 備前市美術館 2階 展示室2、3
主催:備前市美術館開館記念特別展実行委員会(備前市、一般財団法人備前市文化芸術振興財団、山陽新聞社)
共催:備前市教育委員会
後援:岡山県、NHK岡山放送局、RSK山陽放送、OHK岡山放送、TSCテレビせとうち、RNC西日本放送、KSB瀬戸内海放送、朝日新聞岡山総局、毎日新聞岡山支局、読売新聞岡山支局
特別協力:ヨックモックミュージアム
観覧料: 一般 1,000円、大学生・専門学校生・高校生 500円、中学生以下 無料
※その他割引料金あり。詳細はウェブサイトをご確認ください。
※本展のチケットで、同会期中の開館記念展Ⅱ(前期)もご覧いただけます。
備前市美術館 開館記念展Ⅱ『備前の現代陶芸:至極の逸品』
会期: 2025年7月12日(土)~12月25日(木)
[前期: 2025年7月12日(土)~9月28日(日)]
[後期: 2025年10月11日(土)~12月25日(木)]
会場: 備前市美術館 2階 展示室1
主催:備前市美術館開館記念特別展実行委員会(備前市、一般財団法人備前市文化芸術振興財団、山陽新聞社)
共催:備前市教育委員会
後援:岡山県、NHK岡山放送局、RSK山陽放送、OHK岡山放送、TSCテレビせとうち、RNC西日本放送、KSB瀬戸内海放送、朝日新聞岡山総局、毎日新聞岡山支局、読売新聞岡山支局
観覧料:
前期: 一般 1,000円、大学生・専門学校生・高校生 500円、中学生以下 無料
※本展(前期)のチケットで、同会期中の開館記念展Ⅰもご覧いただけます。
後期: 一般 500円、大学生・専門学校生・高校生 300円、中学生以下 無料
※本展(後期)のチケットで他の企画展もご覧いただけます。
※その他割引料金あり。詳細はウェブサイトをご確認ください。