6月28日(土)から配信されるアニメ『タコピーの原罪』のオープニングテーマがanoの新曲”ハッピーラッキーチャッピー”、エンディングテーマがTeleの新曲”がらすの線”に決定した。
原作コミック『タコピーの原罪』は、集英社のコミック配信サイト「少年ジャンプ+」にて2021年12月から2022年3月にかけて連載されたタイザン5の作品。ハッピーを広めるため地球に降り立った「ハッピー星人」のタコピーが人間の女の子・しずかと出会い、笑わないしずかの笑顔を取り戻そうと「ハッピー道具」を使って奔走するうち、手に負えない事態を招いてしまうストーリーになっている。無垢な宇宙生物・タコピーの視点で描かれるいじめやネグレクトといった社会問題、可愛らしいキャラクターと衝撃的な展開とのギャップが話題を呼び、単行本の発行部数は全2巻で145万部を突破した。
オープニングテーマとなる”ハッピーラッキーチャッピー”は、原作を読んで「作品が抱える重く苦しい部分に共感するところがあった」というanoが、自らの中学生時代の経験を踏まえて書き下ろした楽曲。6月4日(水)に発売されるanoの2ndアルバム『BONE BORN BOMB』に収録される。
エンディングテーマとなる”がらすの線”は、「タコピーという存在に自分を重ねてしまう」というTeleが、「この曲の間だけは穏やかに呼吸して欲しい」という思いのもと制作した。情報解禁に伴い、anoとTeleによるコメント、両楽曲を使用した本PVも公開された。
<anoコメント>
『タコピーの原罪』のオープニングテーマを書かせていただきました。もともと原作を読ませていただいていて、作品が抱える重く苦しい部分に共感するところがあったからこそ、今回お話をいただいて、どんなふうに曲にしたらいいのかすごく悩みました。
自分の中学生時代、周りに色がない感覚だった時のこと、そしてそれは今でも陥ること、それをありのまま書きました。
アニメを観る方や、助けを求めたり素直な気持ちを吐き出しづらい今に、この曲が少しでも寄り添える楽曲になれば嬉しいです。
僕自身も観るのを楽しみにしています。
<Teleコメント>
タコピーという存在に自分を重ねてしまう。
ある一面では音楽だってハッピー道具みたいなものだから。
漫画を読み返す度にわかる、と言ってあげたくなる。
何にもわからないのに「ただ救いたい、力になりたい」という感情だけがある苦しみ。
見えない相手の手を握ろうとする事はなによりも難しい。
だからこの曲の間だけは穏やかに呼吸して欲しいと思って作った、っていうかタコピーに限らず。この作品に出てくる人物は、誰もが酸欠の魚みたいに喘いで生きている。
僕が彼らにできるのはこの曲を書く事だけだった。まるで旧知己へ手紙を送るように音を重ねていった。そんな気持ちにさせてくれる作品に関われて大変光栄です。本当にありがとうございます。
アニメ『タコピーの原罪』

・6月28日(土)午前0時から毎週土曜日に配信(全6話)
・配信プラットフォーム
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