初開催となる『千葉国際芸術祭2025』の詳細会期と国内外32組からなる参加アーティストが発表された。
『千葉国際芸術祭2025』は地域の可能性をひらく市民参加型アートプロジェクトの祭典。千葉県千葉市を舞台に、「一時的な観光集客ではなく、千葉市内外に暮らす人々の創造性を刺激し、中長期的に日常を豊かにすること」を目指し、3年に1回開催されるトリエンナーレ方式の芸術祭として2025年に本格始動した。
初開催の総合ディレクターを務めるのは、東京藝術大学美術学部教授で、同大学の芸術未来研究場アート×ビジネス領域長でもある中村政人。「ちから、ひらく。」をコンセプトに、アーティストによるプロジェクトに加え、単独プロジェクト5本を含む合計37本の市民参加型アートプロジェクトを実施予定となっている。
芸術祭の会期は3つのプロセス「ともにつくる→成果を発表する→活動を振り返る」によって分けらており、その中でも各プロジェクトのプロセスや成果を千葉市内各地で見ることができる「集中展示・発表期間」は、9月19日(金)〜11月24日(月・祝)になる。
発表された国内外32組の参加アーティストは、招聘アーティストと公募プロジェクト「ソーシャルダイブ」によって選出されたアーティストによって構成。日本からは藤浩志、高嶺格、箭内道彦、岩沢兄弟ら23組、海外からはグレゴリー・マース & ナヨンキム(GregoryMaass&Nayoungim)、Slow Art Collectiveら9組が参加する。
詳細なプログラムやチケットについては6月に発表予定。
『千葉国際芸術祭2025』

【会期】2025年4月~12月
まちなかリサーチ・制作期間:2025年4月~9月中旬
集中展示・発表期間:2025年9月19日(金)~11月24日(月・祝) / コアタイム 10:00〜18:00 / 毎週水曜日定休
振り返り期間:2025年12月
※どの期間でも市民の方々が参加できるプログラム等を開催
【参加アーティスト】
※はアーティスト公募プロジェクト「ソーシャルダイブ」により選出
・国内アーティスト
安西 剛
伊東 敏光
岩沢兄弟
上野 悠河 ※
宇治野 宗輝
加藤 翼
栗原 良彰
鈴木 のぞみ
諏訪部 佐代子 ※
第二副都心 ※
高嶺 格
地村 洋平 ※
手と具 ※
TMPR
西尾 美也
西原 珉(キュレーション参加)
沼田 侑香 ※
檜皮 一彦
藤 浩志
前島 悠太
水口 理琉
宮本 はなえ ※
箭内 道彦
・海外アーティスト
アレクセイ・クルプニク[ロシア] ※
アリーナ・ブリュミス & ジェフ・ブリュミス[アメリカ] ※
Chaal.Chaal.Agency(リードアーティスト:セバスチャン・トルヒージョ=トーレス & クルーティ・シャー)[コロンビア・インド] ※
グレゴリー・マース & ナヨンキム[ドイツ・韓国]
マシャ・トラヴリアニン[スロベニア] ※
シー・ユシン[中国] ※
サイモン・ウェッテム[イギリス] ※
Slow Art Collective(加藤チャコ&ディラン・マートレル)[日本・オーストラリア]
チャン・ジエ(ReBuild Lab)[中国] ※
【単独プロジェクト】
天馬船プロジェクト
アーティスト×スケータープロジェクト
アートアンデパンダン展
ラーニングプログラム
ちくわ部