5月23日(金)より公開される映画『サスカッチ・サンセット』(原題:Sasquatch Sunset)のメインビジュアル、本予告、場面写真が解禁された。
北⽶の霧深い森に⽣きる4頭の未確認動物・サスカッチの暮らしを描き、⾃然界の不条理と⽣への渇望、そして家族愛を通じて現代社会に「⽣きること」を問いかける同作。製作総指揮は『ヘレディタリー/継承』『ミッドサマー』などの話題作を手掛けてきたアリ・アスターが、監督は菊地凛⼦が主演した『トレジャーハンター・クミコ』やエマ・ストーン主演のブラックコメディ『THE CURSE/ザ・カース』などを手掛けたデヴィッド&ネイサン・ゼルナーの兄弟が務めた。主演は『ソーシャル・ネットワーク』などで知られ、近年は監督や脚本家としても高い評価を得ているジェシー・アイゼンバーグで、プロデューサーも兼務している。
解禁となったメインビジュアルは、キャンプをしていたと思われる⼈々の「忘れもの」を⽚⼿に佇む2頭のサスカッチを捉えたもの。ラジカセを手に持つサスカッチは、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』などで知られるライリー・キーオが演じている。

そのライリー・キーオ演じるサスカッチが⾳楽に⼼奪われる様⼦から始まる本予告には、森の中でたくましく生きる一家の姿が収められている。川でサーモンを獲り喜びの声をあげる姿や⼦育てをする様子のほか、⻲との格闘や豪快な脱糞などコミカルなシーンも含まれており、後半には人間との遭遇を思わせる場面も。自然の美しさにも圧倒される映像には「映画史上、最も奇妙で心を奪うネイチャーポップムービー!」というコピーのほか、様々なメディアからの称賛コメントも差し込まれている。
なお、印象的な音楽はアメリカ・オースティンのThe Octopus Projectが担当。過去には前述の『トレジャーハンター・クミコ』の音楽も手掛けているほか、2014年には5thアルバム『Fever Forms』の日本盤を残響レコードからリリースしており、日本にも縁のあるエクスペリメンタルポップバンドとして知られている。
『サスカッチ・サンセット』
監督:デヴィッド・ゼルナー&ネイサン・ゼルナー
出演:ジェシー・アイゼンバーグ(『ソーシャル・ネットワーク』)、ライリー・キーオ(『マッドマックス 怒りのデス・ロード』)
製作:アリ・アスター(『ミッドサマー』『ボーはおそれている』)
⾳楽:The Octopus Project
2024年/アメリカ/88分/シネスコ/5.1ch/原題:Sasquatch Sunset/提供:ニューセレクト/配給:アルバトロス・フィルム
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5/23(⾦)より、新宿ピカデリーほか全国ロードショー