2025年1月10日(金)に公開される映画『エマニュエル』(原題:EMMANUELLE)の日本版ポスターと予告編が公開された。
官能文学の傑作と呼ばれるエマニエル・アルサンによる同名小説を原作とし、1974年にジュスト・ジャカン監督とシルヴィア・クリステル主演で映画化され、大ヒットを記録した『エマニエル夫人』。『エマニュエル』は小説を原案としつつ、自立した女性・エマニュエルが、仕事で滞在しながら査察をすることになった香港の高級ホテルで自身の「快感」を追い求め行動する様子を描いている。監督は『あのこと』でベネチア国際映画祭の金獅子賞などを受賞したオードレイ・ディヴァン。主演のエマニュエル役は『燃ゆる女の肖像』『TAR/ター』などに出演のノエミ・メルランが担い、共演者としてナオミ・ワッツ、ウィル・シャープ、ジェイミー・キャンベル・バウアー、アンソニー・ウォンらが名を連ねている。
ポスターはエマニュエルが裸体でラグジュアリーなベッドに横になる様子を切り取ったものとなっている。また、予告編は、彼女が香港の高級ホテルで、謎の男ケイ・シノハラ(ウィル・シャープ)と出会い興味を惹かれていく様子、ホテルに集う妖しげな人々と交流を重ねることで、自身の内なる欲望を解放させていく場面などが含まれている。さらに、飛行機内で男性を誘い、現地で出会う女性から性の手ほどきを受けるなど、『エマニエル夫人』を彷彿とさせる場面カットも含まれている。
なお、『エマニュエル』は、第37回東京国際映画祭で11月1日(金)にアジアプレミアを開催。監督のオードレイ・ディヴァンによるトークショーも予定されている。
『エマニュエル』

監督:オードレイ・ディヴァン『あのこと』 原案:エマニエル・アルサン著「エマニエル夫人」
脚本:オードレイ・ディヴァン、レベッカ・ズロトヴスキ
出演:ノエミ・メルラン『燃ゆる女の肖像』『TAR/ター』
ウィル・シャープ、ジェイミー・キャンベル・バウアー、チャチャ・ホアン、アンソニー・ウォン、ナオミ・ワッツ
配給:ギャガ
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★第37回東京国際映画祭 ガラ・セレクション
『エマニュエル』上映情報(チケット発売中) 監督登壇予定
日時:11月1日(金)20:25~ 場所:丸の内ピカデリー2