天野トロイカ、小嶋貴之、溝井辰明の作品上映会『NEW ERA』が東京・中野で開催

天野トロイカ、小嶋貴之、溝井辰明の作品上映会『NEW ERA』が、12月15日（金）に東京・中野のなかのZERO視聴覚ホールで開催される。

同イベントは、インディペンデントカルチャージン『MEANTIMEΣ』が主催。天野トロイカ監督『イレカワリ』『A Narrow Space』『Modern sins』、小嶋貴之監督『帰ってこなかった男』、溝井辰明監督『死後写真』の5作品が、約2時間半で一挙上映される。

天野トロイカは映像と写真をメインに活動する現代アーティスト。 幼少期のいじめや双極性障害を乗り越え、その経験から「分解と再構成」「感情と記憶の分解」をテーマに、フィクションの中にある現実＝ノンフィクションを作品を通して投影する。当日はドイツ、スペイン、スウェーデンの短編映画賞を受賞した『イレカワリ』を含む3本の短編が上映される。

小嶋貴之はストレイテナー、クリープハイプ、秦基博、℃-uteなど幅広いアーティストのMVを手がけており、監督を務めた短編映画『からまる蛇』や『できたのできたの』は国内外の映画祭で多数の賞を受賞。当日は「罪悪感」がテーマになった新作『帰ってこなかった男』を上映。若い夫婦と、その妻の失踪した元夫の保険金をめぐる物語となっている。

溝井辰明は写真家、映像作家として活動。当日上映される『死後写真』は、自身が脚本 / 撮影 / 音楽も担当した初監督作品で、イタリア『Sipontum Arthouse International Film Festival』で主演の森山みつきが最優秀女優賞を受賞したほか、イギリスやアイスランドの映画祭でも賞を獲得。戦争により廃業寸前の写真館に、死後写真の依頼が届くことから始まる物語となっている。

上映会のチケットはSTORESにて1000円で発売中。当日は3名の映像作家も登壇する。