映画『ブルーバック あの海を見ていた』(原題:『BLUEBACK』)が12月29日(金)に公開される。
同作の原作は、オーストラリアの作家であるティム・ウィントンのベストセラー小説。監督は、昨年日本でも公開されたクライムサスペンス『渇きと偽り』を手掛けたロバート・コノリーが務める。
海洋生物学者のアビーは、母親・ドラが脳卒中で倒れたとの知らせを受け、故郷の西オーストラリアに帰ってくる。美しい海を一望できる実家で、言葉を発さなくなったドラを世話するアビーは、この家で過ごした少女時代の日々を回顧し、自らの原点を見つめ直していくというストーリーになっている。
アビーを演じるのは、『アリス・イン・ワンダーランド』『キッズ・オールライト』などの作品に出演してきたミア・ワシコウスカ。母親であるドラを演じたのは、『メリンダとメリンダ』『サイレント・ヒル』のラダ・ミッチェル。また、母子と心を通わせる漁師・マッカをロバート・コノリー監督の前作『渇きと偽り』で主演・プロデューサーを務めたエリック・バナが演じるほか、8歳と15歳のアビーをアリエル・ドノヒューとイルサ・フォグがそれぞれ演じている。